外貨預金を始めようと思い、インターネットでさまざまな関連情報を調べている人は多いはずだ。では実際のところ、「外貨預金」とともにどのようなワードが検索されているのだろうか。月間の検索回数「検索ボリューム」を調べることができるサイトを活用し、調べてみた。
検索ボリュームごとに「A・B・Cランク」に分類
この記事では、外貨預金を含む「外貨預金 ◯◯」もしくは「外貨預金 ◯◯ ◯◯」といった検索ワードについて、2022年4月現在の月間の検索回数「検索ボリューム」を調べた上で、ボリュームの多さ順にAランク、Bランク、Cランクに分類した。
まずAランクのキーワードセットから紹介していこう。
Aランク:「外貨預金 税金」「外貨預金 やってみた」など
検索ボリュームが最も多い「Aランク」に属する検索ワードは、以下の10個だ。
・ 外貨預金 税金
・ 外貨預金 金利
・ 外貨預金 金利 ランキング
・ 外貨預金 やってみた
・ 外貨預金 メリット
・ 外貨預金 デメリット
・ 外貨預金 とは
・ 外貨預金 おすすめ
・ 外貨預金 おすすめ しない
・ 外貨預金 おすすめ 通貨 2021
●「外貨預金 税金」
多くの人が外貨預金における税金について、インターネット上で調べているようだ。外貨預金の場合、「利息」と「為替差益」が課税対象となり、利息に対しては所得税が20.315% (国税15.315%、地方税5%) かかる。
為替差益については、外貨預金以外の収入とともに「総合課税」という扱いになる。所得の区分としては「雑所得」となり、確定申告によって所得控除などを行ったあと、最終的に税率が決まってくる。
●「外貨預金 やってみた」
「外貨預金 やってみた」と検索している人が多いことから、実際に外貨預金をしている人の個人ブログなどを探している人も多いようだ。近年では個人ブログだけではなく、YouTubeやTwitterなどのソーシャルメディアで外貨預金の体験談などをツイートしている人も多く、こうした体験談を積極的に発信しているチャンネルやアカウントをフォローしておくという手もある。
●「外貨預金 おすすめ」
「外貨預金 おすすめ」という検索ワードは、どの銀行で外貨預金をするのがおすすめか、どの通貨で外貨預金をするのがおすすめか、などを調べている人が多いと考えられる。
銀行によって取引コストや取り扱っている為替のペアが異なるため、外貨預金をする銀行を選ぶ際にはよく比較するようにしたい。また、通貨によって為替レートに影響を与える要因が異なるため、外貨預金をする銀行選びだけではなく、通貨選びも重要になってくる。
●「外貨預金 おすすめ しない」
当然ながら、資産運用には外貨預金以外にも様々な方法がある。株式投資や投資信託、不動産投資などだ。それぞれの方法にメリットとデメリットがあるため、投資対象を吟味する上でも「外貨預金 おすすめ しない」と検索し、外貨預金のデメリットをチェックしている人も多いようだ。
どんな資産運用の方法であっても、メリットとデメリットを事前に知っておくほうが、堅実な成果を出しやすい。事前に、想定されるリスクの対策を講じられるからだ。株式投資であっても、外貨預金であっても、同様のことが言える。
Bランク:「外貨預金 口座開設」「外貨預金 キャンペーン」など
続いて「Bランク」の検索ワードを紹介する。
・ 外貨預金 利息
・ 外貨預金 比較
・ 外貨預金 積立
・ 外貨預金 手数料
・ 外貨預金 口座開設
・ 外貨預金 確定申告
・ 外貨預金 リスク
・ 外貨預金 やり方
・ 外貨預金 タイミング
・ 外貨預金 キャンペーン
Bランクでは、外貨預金を始めるにあたって、より具体的な情報を調べるための検索ワードが目立った。「外貨預金 口座開設」と検索すると、実際に外貨預金を始めるための流れとともに、各銀行の口座開設の説明ページがヒットする。
多くの人が「外貨預金 キャンペーン」という検索ワードで、各銀行の外貨預金のキャンペーンについて調べていることも分かった。外貨預金のキャンペーンには、外貨取引をした人にポイントが付与されるといったものや、外貨定期預金で金利優遇を行うといったものがあるが、時期によって開催中のキャンペーンは異なる。気になる方は、この検索ワードで検索してみてはいかがだろうか。
Cランク:「外貨預金 米ドル」「外貨預金 年齢」など
最後に「Cランク」の検索キーワードを紹介する。
・ 外貨預金 満期
・ 外貨預金 勉強
・ 外貨預金 米ドル
・ 外貨預金 豪ドル
・ 外貨預金 ユーロ
・ 外貨預金 複利
・ 外貨預金 年齢
・ 外貨預金 相続
・ 外貨預金 最低金額
・ 外貨預金 移管
「外貨預金 米ドル」「外貨預金 豪ドル」「外貨預金 ユーロ」というように、外貨ごとの特徴を調べている人が多いようだ。ちなみに、米ドルや豪ドル、ユーロは、円との通貨ペアでメジャーに取引されている代表的な外貨だ。
「外貨預金 年齢」と検索し、外貨預金が可能になる年齢を調べている人も少なくないようだ。外貨預金の申し込みに関しては、未成年でも条件付きで申し込みを受け付けている銀行もあれば、成年者でなければ取引ができない銀行もある。
自分なりに情報を調べ、判断軸を持つことも重要
「おすすめ」情報など、自分以外の人がどのような情報を調べているかを知れば、自分が調べるべき情報も見えてくる。
一方、自分なりに疑問を持ったことを調べ、自分なりの判断軸を持つことも重要だ。この記事で紹介したような検索ワードについても調べてみつつ、それとは別に独自に疑問に思ったことや興味を持ったことは、積極的に情報を調べていこう。
(提供:大和ネクスト銀行)
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