ソフトバンク <9984> は28日、インド最大級のeコマースサイトを運営するスマップディールに対し、総額6億2700万ドル(約677億円)の出資を行うと発表した。

スマップディールは2010年に設立され、eコマースサイト『snapdeal.com』などの運営を行っている。同サイトの登録ユーザー数は2500万以上に上り、加盟店数は5万以上。設立からわずか数年でインド最大級のeコマースサイトへと成長を遂げた。

ソフトバンクはインドでのビジネスの拡大や、インターネット企業群とのシナジー強化を目的として出資を決めたと見られる。

孫正義代表取締役社長は「ソフトバンクは創業以来、『情報革命で人々を幸せに』という経営理念のもと、事業を進めてきました。インドは現在さらなる発展に向けてターニングポイントを迎えており、今後十年に渡り、力強く成長し続けると確信しています。この確信のもと、インド市場の発展をサポートするため、今後数年インドに戦略的投資をしていきたいと考えています」と見解を述べている。

【関連記事】
おいしい話には裏がある?陥りやすい家賃保証の罠
株式投資を始めるまでに知っておくべき7つのポイントとは?
海外旅行者必見…誰よりも「賢く外貨を両替」する方法とは?
証券会社を情報量で分析 初心者でも分かりやすのはどこ?
ネーミング戦略がカギを握る?日系企業による中国進出の成否