日経平均 | 27,395.01円 △95.82円 |
為替 | 1ドル=130.46円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億1,906万株 |
売買代金 | 2兆5255億72百万円 |
値上り銘柄数 | 1,146銘柄 |
値下り銘柄数 | 604銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.67% |
市況概況
芳しくない決算もあったが、堅調
米国市場はまちまちとなり上げ一服となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られており、本日の日本市場は売り先行となった。
ただ、寄り付きの売りが一巡となると買い戻しを急ぐ動きも見られて戻り歩調となた。さすがに昨日の終値近辺では上値も重くなったが、特に売り急ぐということもなく、値持ちが良いから買い戻しも入るという状況で指数は堅調だった。
昼の時間帯も買い戻しが入り、後場は前場の高値を上回っての始まりとなった。寄り付いた後も買い戻しを急ぐような動きが見られて一気に節目と見られる27,500円を意識する水準まで上昇となった。
27,500円を意識するとさすがに上値は重く、上値の重さが確認されると引けを意識する時間帯には手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。いったん27,400円を割り込むと今度は27,400円を超えずに堅調ながらも上値の重い展開での引けとなった。
小型銘柄は特に買い上がる材料があったということでもないが総じて堅調、マザーズ指数やグロース株指数も堅調だった。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面が何度か見られた。買い戻しではないかと思われるが、ちょっとした買いで大きく上げる場面も多かった。
堅調な地合いが続いている。芳しくない決算発表などがあったのだが、特に売り急ぐということでもなく、同業の他の銘柄に波及するでもなく、少しでも下がれば買いが入るという状況だ。ただ、節目と見られる27,500円を意識して上値も重くなりそうだし、米国株の戻りも一服と見られるので、いったん下値を試す動きになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線のサポートを確認した形となっている。ただ、並び赤であり、雲のねじれの日柄と価格であり、ここで上値の重さを確認して調整となるのだろう。雲の下限に合わせて下落、25日移動平均線まで調整となるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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