日経平均 | 227,433.40円 △50.84円 |
為替 | 1ドル=129.61円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億6,967万株 |
売買代金 | 2兆7730億38百万円 |
値上り銘柄数 | 960銘柄 |
値下り銘柄数 | 795銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.12% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行も方向感に乏しい展開
先週末の米国株が堅調となったことを受けて買い先行となった。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物の上値が重かったように寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて冴えない展開となった。
それでもすぐに買い直されて27,500円の節目を試すような動きになった。さすがに27,500円を一気に抜けるということもなく、27,500円をつけないとなると手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、小幅高という水準での引けとなった。
昼の時間帯には上値の重さを嫌気するような動きになり、後場に入ると戻り売りに押される形で軟調となり、前場の安値水準まで一気に売られた。そでも底堅さが見られると戻り売りに押されながらも堅調となり、結局は先週末の終値水準での引けとなった。
小型銘柄は値動きの軽さが好感されて買われるものも見られ、マザーズ指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたものの断続的な動きになりきれず、下がれば買い、上がれば売りというような感じで方向感は見られなかった。
個別の決算発表に反応しているのだが、反応の仕方はまちまちという感じだ。どこまで決算の結果が織り込まれているかということでもあり、また、決算数字そのものを判断して動くというよりは決算発表が行われて動いた方に動くという参加者が多いのだろう。
あくまでも目先的な動きということでもあり、大きな流れとしては何も変わらず、決算発表が出揃ってくるまでは指数は右往左往するだけということなのかもしれない。
テクニカル分析
日経平均
雲のねじれを上に抜けたという見方もできる。ただ、雲が下落しているところでもあり、移動平均線からの乖離も大きいので雲のサポートを確認しながらの調整が行われるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。