日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 27,584.35円 ▼22.11円
為替 1ドル=131.40円
売買高(東証プライム、以下同) 10億8,050万株
売買代金 2兆5791億28百万円
値上り銘柄数 980銘柄
値下り銘柄数 761銘柄
騰落レシオ(25日) 131.40%

市況概況

米国株安などを受けて売り先行もオプションSQに絡む思惑などから下げ渋る

米国株が引き続き冴えない展開となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことから本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後はいったん下値を試したものの買い戻りなどもあり下げ渋りとなった。節目と見られる27,500円を割り込んで戻りも鈍かったが底堅さも見られた。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ると買い戻しなどから戻り歩調となった。27,500円を超えても売られないということになると買い戻しを急ぐ動きも見られ、かつオプションSQ(特別清算指数)算出に絡んでの買いなどもあったようで、引け際には一段と戻し、昨日の終値を上回る場面もあった。さすがに最後は手仕舞い売りに押されて軟調だったが、TOPIXはプラスとなるなど値持ちの良い展開だった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものが見られ、総じて堅調だった。マザーズ指数やグロース株指数は大きくな上昇とはならなかったが、堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあった。オプションSQに絡む売り買いも出ていたものと思われる。

一時大きく下落したのだが、下げ渋りから堅調となるなど底堅さも見られた。節目と見られる27,500円を割り込むと買われルトいう状況で底堅さが見られ、買い戻しを急ぐ動きもあったものと思われる。あくまでも目先の需給での動きなのだろうが、オプションSQ後に買い戻しが入るのか、手仕舞い売りに押されることになるのか、いずれにしても27,500円の攻防は見られるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

戻り切らなかったことでまだ下値を試す動きが続いているということだろう。出会い線の形で底値で出現となればここから上昇となるのだが、逆に下落の始まりを示しているということでさらに下値模索となるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。