ガンボー <3765> は29日、米プレイフォンの株式を取得して子会社化することを発表した。

同社は株式取得の理由について、スマートフォンゲーム市場が世界的に拡大していると説明。日本だけでなく、中国や東南アジアといった新興国を含めてマーケットが成長しているため、投資の価値があるとの判断に至った。

プレイフォンは世界中の大手通信事業者向けにスマートフォンゲームのグローバルビリングサービスを提供。東南アジア、中東、ラテンアメリカなど、新興国市場を含めて10カ国、11のキャリアにサービスを展開している。今後は新興国市場において事業の拡大と、ゲーム産業の発展に努めていく意向だ。

なお、ガンホーは29日、2014年1月から9月期の連結決算を発表。売上高は前年同期比14%増の1328億円、純利益は同17%増の497億円だった。スマートフォン向けゲーム『パズル&ドラゴンズ』、通称『パズドラ』の累計ダウンロード数が3000万を突破し、利用者からの課金収入が好調の要因の一つとなっている。

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