韓国のサムスン電子は30日、第3四半期の営業利益を発表した。
営業利益は前年同期比60.1%減の4兆1000億ウォン(約4200億円)。前期の7兆1900億ウォンからも、約43.4%減と大幅に落ち込み、2011年第2四半期以来の低水準となった。
主力のモバイル部門が大幅に減収。前年同期は6兆7000億ウォンの利益があったものの、今回は約74%減の1兆7500億ウォンにとどまった。販売台数はわずかに増えたが、価格の下落が原因となった。
ギャラクシー・ノート4を9月にリリースしたことに加え、今後も新たにスマートフォンの機種を発売する見込み。このため、今後は数字を押し戻してくると考えられる。
しかし、記録的な売上をたたき出していたサムスン時代が終わりを迎えたとの見方も強く、再び全盛期のような数字を記録するのは難しいと指摘されている。
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