ソニーは30日、ソニーモバイルコミュニケーションズで代表取締役社長兼CEOを務める鈴木国正氏が11月16日付けで退任すると発表した。後任は現在ソニーで事業執行役員を務める十時裕樹氏。

ソニーは31日、2014年4月から9月期の連結当期純損益が1092億円の赤字だと発表していた。特にスマートフォンが不振で、モバイル事業で1760億円の減損を計上。2015年3月期のスマホ販売台数を4100万台に下方修正するに至っている。

このため、鈴木氏の退任は事実上の更迭と見られ、十時氏体制で事業再建を目指していく。

【関連記事】
再入札のミャンマー新空港建設、日揮などに優先交渉権…決定していた韓国企業と決裂
米でエボラ出血熱「補償外」の保険会社が増加、日本の保険会社は？
年間52,596円の日経新聞が無料！？その非常に簡単な方法とは？
上場前に「LINE株」に投資をする方法とは？
ネーミング戦略がカギを握る？日系企業による中国進出の成否