日経平均 | 27,010.61円 ▼218.87円 |
為替 | 1ドル=132.74円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億8,569万株 |
売買代金 | 3兆5488億69百万円 |
値上り銘柄数 | 218銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,582銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.50% |
市況概況
大幅安で始まったが下げ渋り
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られていたことから売り先行となった。
売り気配から始まる銘柄が見られるなど大きく下落して始まったが寄り付きからの売りが一巡となった後は買い戻しも入り下げ幅縮小となった。それでも金融機関に対する不安は拭い切れず冴えない展開が続いた。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押される形で冴えない展開となり、後場も売り物がちに始まり、冴えない展開が続いた。それでも値持ちの良さもあって大きく崩れるということもなく、じりじりと値を戻し、27,000円を超えた。
いったん27,000円を付けたということで売り直されるものも見られたが、大きく下げるということでもなく、値持ちの良さを見て最後は買い戻しが入り後場の高値引け、一日を通しても軟調ながらも高値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多かったが、マザーズ指数やグロース株指数の下げも限定的だった。先物もまとまった売り買いが多くはなく、ちょっとした売りに押される場面から始まり、お昼頃からは下がれば買い戻しというような感じだった。
日経平均は何とか27,000円台で引けたがまだまだ波乱もあるのだろう。ただ、27,000円~28,000円での保ち合いが続いているということなのだろうし、その範囲での保ち合いを前提に考えておいていいのだと思う。
積極的に買い上がる材料も、売り急ぐ材料もなく、欧米での金融政策の変更に振らされても織り込み済みということで方向感には乏しいと思う。
テクニカル分析
日経平均
雲を割り込んで下値を試す動きとなった。明日にでも雲を抜けて戻さないと下値を試す動きが続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。