金融不安一服した後は、従来の円相場を動かす要因に回帰か 【外為マーケットビュー】

動画配信期間:2023/3/22~2023/4/5

目次

00:00 いよいよ米FOMC:0.25%利上げ予想が主流、FRB議長会見は政治面を納得させられるか
01:34 SVBとクレディ・スイスの金融不安:SNSの影響が大きい、AT1債の件は「恐怖と欲望のゲーム」で欲望を選んだ結果
07:47 昨日(3/21)は各国中銀の迅速な対応が評価されて株高・金利上昇、気にすべきは元の材料(インフレ)
10:53 本邦の注目はインフレと貿易需給→貿易黒字に転換で円高
11:32 現在はボルカーショック時と類似→プラザ合意が繰り返される?夏ころまでは新年度のドル売りが出やすい
12:50 今日(3/22)の予定:英・南ア2月CPI、米FOMCなど
13:50 日本・円の動向 3月現時点では円が最強、3月上旬の貿易統計(3/30)に注目
16:04 米国・ドルの動向 FOMCでパウエル議長会見に注目
16:41 欧州・ユーロの動向 スイスの影響を受けず利上げ→インフレ抑制の自信と欧州金融システムの健全性、PMIに注意
18:16 英国・ポンドの動向 しぶとい、リセッション入りは回避の見込み BOEは0.25%利上げ予想が6割
19:51 中国・人民元の動向 GDP見通しは政府より民間が高い、懸念材料は欧米との経済対立
21:40 豪州・豪ドルの動向 弱い:RBA議事録で4月打ち止め観測浮上
22:26 豪州・NZドルの動向 リセッション懸念、貿易・経常赤字で持ち上がる可能性は少ない
23:10 メキシコペソ 外部要因で下落:インフレ伸び鈍化、SVB、クレディ・スイスが重なる、先行きは有望だが米経済の行方に注意
25:08 南アランド 悪材料多数、停電収束の兆しはプラス、SARBは0.25%利上げ予想
26:43 トルコリラ 貿易・経常赤字継続、選挙戦は野党勝利でバラ色にはなりにくい
28:31 まとめ:金融不安一服、従来の円相場の要因で動くようになる

月曜から金曜までの毎営業日、外為市場に長年携わってきた5人のコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

外為マーケットビュー
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)
野村雅道
野村雅道氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。

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