ソフトバンク <9984> の傘下である米スプリントが3日、第3四半期決算を発表した。

発表によると、営業損益は1億9200万ドル(約217億円)の赤字。前年同期の赤字額3億9800万ドル(約450億円)からは縮小した。

スプリントは8月11日、経営再建のために、同じくソフトバンクの傘下である携帯端末卸売業者ブライトスターのCEOを務めていたマルセロ・クラウレ氏を新CEOに起用。同氏は「費用対効果を短期的に高めていき、市場に競争を仕掛けていくことに注力する」と経営方針を明かしていた。

さらに10月31日にはソフトバンクモバイルで技術総合総括を務めてきた宮川潤一氏が技術担当役員に就任。改革へと乗り出していた。

なお、同社は今後、2000人の削減を行う方針を発表。コスト削減と経営の立て直しに向けて動いていく。

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