日経平均 | 28,416.47円 ▼203.60円 |
為替 | 1ドル=133.72円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億5,975万株 |
売買代金 | 2兆7,267億49百万円 |
値上り銘柄数 | 274銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,516銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 130.89% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行、一時大幅安となるも下げ渋り
米国株が大幅安となったことを受けて売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となると底堅さを確認して買い戻しを急ぐ動きも見られたが、節目と見られる28,500円を超えると売られるという状況で売り直され冴えない展開となった。金融不安などが取りざたされて銀行株などが安く、買戻し一巡となったものから売られ冴えない展開となった。
昼の時間帯も売り物がちに推移して、後場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となったあとも戻りが鈍く、改めて手仕舞い売りなどがあって下値を試すことになった。それでも28,300円を意識するところ下げ止まると買い戻し見られて後場の寄り付き水準までは戻した。最後は買われすぎ銘柄などを中心に売り直されて再度下げ幅を広げての引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じてさえない展開となり、マザーズ指数やグロース株指数は大幅安だった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られるだけで、断続的に方向感が見られるということでもなく持高調整の売り買いが中心と思われる。
相変わらず買い気に乏しいが売り難いというような印象だ。決算発表の本格化を控えての空売りなども見られ、少し下がると買い戻しが入るというような感じで指数は下げ渋る場面も多かった。ただ、少なくとも積極的に買い上がるような動きは見られず、買戻し一巡となったものから売られることになるのだと思う。日銀の金融政策決定会合で何も変わらないことが確認されると手仕舞い売りに押されるものも多くなるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
上値の重さを嫌気したような形で25日移動平均線や基準線のサポートを確認するような調整は見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。