本記事は、いれぶん氏の著書『40代から手に入れる「最高の生き方」』(KADOKAWA)の中から一部を抜粋・編集しています。

Millennials in digital age
(画像=golubovy/stock.adobe.com)

出逢いは宝

「何に投資するのが正解なのか?」という、最高の人生にするための「お金」と「時間」の使い方についてお伝えしていきますね。

出逢いは宝です。尊敬できる人との出逢いは人生を変えてくれます。これは間違いない。Twitterで知り合い、尊敬している人に30名近く会いに行ってきましたが、毎回大きな感銘を受けて、新しい価値観や新しい世界がグッと広がる体験をしています。その度にモチベーションが上がり、やりたいことが山の様に出てくるのです。

自分の知っている世界って実は狭い。世の中には素晴らしい功績を残している人がたくさんいますが、本やテレビ、ネットで見ているだけでは現実味がありません。雲の上の特別な存在として、認識してしまっているのですよね。どこかで、自分とは違う。違う世界の人。そんな風に見てしまっているのです。

実際に会うと確かに目の前に存在しています。そして、その素晴らしい功績を残している人の思考や動作を目の当たりにすることができるのです。その事実が紛れもない現実であることが、肌感覚で理解できます。その瞬間、自分の世界が広がります。「あ、こういう考え方や行動をすることで、こうなれるんだ!」ということがわかるのです。

そして、自分についても新しい発見があります。今まで会ったことのなかった領域の人から見た自分がどんな存在なのかがわかります。自覚できていなかった自分の持ち味を知ることができたりします。視座が高い人と会うとこういう収穫もあります。

今の自分は、今まで出逢ってきた人でできているといっても過言ではありません。

両親や家族と一緒に過ごすことで、その価値観が自分の標準になります。次に学校や友人たちとの関わりによって、家族以外の価値観や情報がインプットされていきます。

さらに、社会人になると職場の風土や一緒に仕事をするビジネスパートナー、クライアントからも様々な影響を受けます。

それら全てが自分の価値観や常識、領域や天井を作ってきていると思うのです。憧れの人、尊敬できる人と出逢った時、その天井が破壊され、一気に世界が広くなるのです。

断言します。憧れの存在や会いたいと思う人には、会いに行きましょう。

時期尚早の場合には、断られるかもしれません。でも、それは相手が決めることです。会いたいという気持ちを伝えられて、嫌な思いをする人はいません。会ってもらえるのであれば、そこにコストや時間がかかったとしても最優先して会いにいくべきです。そこには大きな価値があるからです。

受け身でいるだけでは、多くの出逢いはありません。自ら会いにいきましょう。

憧れの人と会えるたびに、想像以上の成長とゴールへ向かうための強い推進力が得られます。

最大の敬意と礼儀、感謝の気持ちとともに自分の持っているものを全て相手に捧げるつもりで、会いましょう。必ず、それ以上のものを与えてもらえます。それは、あなたの人生を豊かにしてくれるものです。

私はこれからも会いたい人には素直に会いたいと伝え、憧れの人にはできる限りたくさん会いにいきます。

Point
  • 出逢いがあなたの世界をさらに広げてくれる

信用と信頼を貯める

私は今、最高に楽しい40代を過ごしています。このような状態に至るまで、これまで長い期間、信用と信頼を貯める行動を継続してきました。

Twitterの世界では「万垢」と呼ばれる、フォロワー数1万人以上のアカウントが全体のわずか2%しかいないと言われています。私は運用開始して11ヶ月で万垢となりました。これは1つのゴールです。多くのアカウントがここで満足し、目標を失い失速してしまいがち。運用を止めてしまう場合もあります。そして、マネタイズを目標としている場合、ほとんどのアカウントが手をつけ始めるタイミングです。

しかし、私は、マネタイズをせずにただ読み手の有益になることを探し、投稿し続けました。更に3ヶ月運用継続。一気にフォロワー2万人まで駆け上がりました。そこで、初めてマネタイズ。迷いながらも有料のコンテンツを販売することを決心。結果、予想を遥かに上回る反響をもらえました。更にニーズを明確に掴んだ私はTwitterの運用に力を入れ、5ヶ月後にはフォロワー6万人まで伸ばし、オンラインコミュニティを開設。1ヶ月で300名を超える多くの方に参加いただくことができました。

今では、同じ志を持ったコミュニティメンバーと共に日々の切磋琢磨がとても楽しいです。

今の世の中、WEBを通じて色々な情報商材が出回っている。なかには、内容の薄い質の悪いものも存在しています。「情報発信、情報商材=胡散臭い」と、世間一般ではどうしてもこの様な図式が広がっています。私自身も、その様に感じていました。つまり、情報発信を軸に、何かを売ろうとすればするほど、胡散臭く見られてしまうのです。

実際には有益で良質なコンテンツはたくさんある。でも、怪しく胡散臭く見えてしまう。やるせないですよね。価値のあるものを、それを求めている人たちに正しく届けたい。その思いから、最初はとにかくGIVE GIVE GIVE。自分ができる有益な発信をとにかく続けて、ファンを増やすことに専念しました。

結果、良かったと思っています。

元来、稼ぐことは悪ではなく、むしろ必要不可欠なもの。信用・信頼を十分に貯め、棄損しないレベルまで大きくすることができると、本当に価値のあるものを堂々と世の中にリリースすることができます。そして、新しい道を作ることができます。

信用・信頼が得られていないと感じる方は、まずはそれを貯めることからスタートして下さい。

Point
  • 棄損されない信用・信頼を貯めると、本当の価値を届けることができる
40代から手に入れる「最高の生き方」
いれぶん(いれぶん)
1977年生まれ。名古屋の大学を卒業後、ベンチャー企業に入社。毎週80時間労働と休日なしの生活を続けたところ、30代で年収8桁に到達。しかし、自律神経を失調し救急搬送をされたことがきっかけとなり、これまでの働き方・生き方を見つめなおす。40歳になったことが契機となり、パラレルキャリアによる経済的・精神的・肉体的自由を求め、様々な事業に挑戦し、全ての自由を獲得。現在はこれまでの人生で積み上げた知見をSNSやコミュニティを通して配信していくのが日課。

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