本記事は、いれぶん氏の著書『40代から手に入れる「最高の生き方」』（KADOKAWA）の中から一部を抜粋・編集しています。
自己投資の後回し
20代、30代はガンガン自己投資をした方がいい。
なぜなら、早いうちに能力を上げておけば、その能力を使える時間が長くなるからです。
能力が高まれば、お金を稼ぐ力、時間を稼ぐ力があなたに備わります。
つまり、早い時期に自己投資をしておくと、回収できる時間が長くなり、投資した何倍ものリターンを手にすることができるのです。
自己投資は色々あります。書籍だったり、セミナーだったり、コンテンツだったり、スクールだったり、人に会うことだったり、旅行だったり―お金が必要なことが多い。
若いうちはお金の余裕がないから、優先順位を決めてお金を使わないといけない。
遊ぶのにもお金を使いたい。自分が望まない付き合いでもお金がいる。貯蓄もしないといけない。なかなか自己投資にお金を回せない人が多い。
近頃は、倹約して貯蓄をたくさんしている若者が多いと聞きます。
倹約することは悪いことではありません。ただ、倹約しすぎるのは良くない。
自己投資を後回しにせず、自分を磨きましょう。
勉強をすることだけが自己投資ではありません。
ちょっとお高いレストランで食事をしたり、高級なホテルに泊まってみたり、どんどん経験をしてみてください。一流に触れることで視野は広がり、視座は高まります。そして、時間やお金、心の余裕を稼ぐ力が備わります。
それは必ず、あなたの未来を豊かにしてくれます。
自己投資を後回しにするのはやめましょう。
- 若い時に自己投資をするとリターンが多くなる
自分から人に会わない
40代になって気づいたことがあります。
それは、今の自分は今まで会ってきた人たち、付き合ってきた人たちの「平均値」で出来ている、ということ。
収入にしても、服装のセンスにしても、頭の回転の速さや仕事の容量やスピードに、趣味や趣向についても同じです。両親や家族、友達、先生や師匠、自分に関わってきた人たちが自分のマインドや考え、世界観の基準となっているのです。
人は自分が思っている以上の自分にはなれません。そして自分が見たり、聞いたり、感じたりしたものの中でなりたい自分をイメージします。
だから、より大きく高い位置まで成長するには、外に出て新しい世界を見にいく必要があります。
そこで、自分の想像を超える世界を見ることでマインドブロックが壊され、それまで見えなかった世界が見えてきます。
自分の師匠や憧れとなるような人を見つけ、会って話した事で、大きな夢が生まれる。そして、それを達成するための推進力を手に入れる。大きな事を成し遂げた人の最初の動機は人と会った事である場合が多いですよね。
自分が会いたいと思うような人とは、積極的に会いましょう。
私は20代、30代の頃、積極的に人と会いませんでした。「どうせ自分なんて」って思っていました。でも、40代になってTwitterを始めて、そこで繋がった人たちと会うようになりました。凄い実績を出されている方たちと会い、その度にとてつもなく価値の高いことを学んでいます。
今思うのは、なぜ20代、30代のうちに行動しなかったのだろう？ということです。
凄い人だからと気後れせずに、アプローチすれば良かった。そう思います。
敬意と礼儀さえ忘れないようにすれば、会ってもらえるかもしれません。尊敬しています。ご挨拶だけでも、一度お会いしてお礼を伝えたい。こんな風に言われて、嫌に思う人はいません。たとえ会う事が叶わなかったにしても、相手の印象には残ります。それに、コミュニケーションが取れるだけでも大きな経験になります。
自分から人に会わないのはもったいないです。
- 会いたい時に、会いたい人に会いにいく
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