日経平均 | 31,524.22円 △376.21円 |
為替 | 1ドル=138.85円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億9,911万株 |
売買代金 | 3兆5,210億36百万円 |
値上り銘柄数 | 1,662銘柄 |
値下り銘柄数 | 806銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.19% |
市況概況
買い材料はないが買いが買いを呼ぶ展開で大幅高
米国株が堅調、ナスダック指数が大幅高となったことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となっても堅調な地合いが続き、日経平均は31,400円を上値にして値持ちの良い展開となった。それでも半導体関連銘柄などに大きく売られるものも見られ、指数の上値は限られた。
昼の時間帯も週末の手仕舞い売りもあって若干上値の重さを嫌気するような展開で、後場も前場の終値近辺での始まりとなった。
改めて上値の重さが気になるかと思ったのだが、月初の買いが続いていたものと思われ、買いが買いを呼ぶように堅調な展開が続いた。いったん31,500円を手前に失速するかと思われたが、再度買い直され、結局は心理的な節目である31,500円を超えて大幅高、高値圏での引けとなった。
小型銘柄も買戻しを交えて高いものが目立った。マザーズ指数やグロース指数は大幅高だった。先物にもまとまった買いが散発的に見られたが、あくまでも目先の持ち高調整という感じで、指数をけん引する場面は少なかった。
引き続き月初の買いが続いている。外国人投資家が買っていると言われているが、外国人といっても黒い眼の外国人ではないかと思われる。実際には単純に月初の買いではないかと思われ、週明け以降も続くのかどうかが注目される。いったん週明けの買戻しがいっぱいいっぱいとなるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
引け値ベースでは5月30日の高値を抜けてきたが、ザラ場ベースでは29日の高値を抜けておらず、抜けるかどうかが注目される。移動平均線との乖離も大きく、調整となると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。