日経平均 | 33,234.14円 △40.15円 |
為替 | 1ドル=144.55円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億4,206万株 |
売買代金 | 3兆8030億76百万円 |
値上り銘柄数 | 764銘柄 |
値下り銘柄数 | 944銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.05% |
市況概況
買い先行で一時大幅高も結局は行って来い!
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、買い先行となった。昨日の相場を期待する向きも多く、寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちの良い展開でさらに上値を試す動きとなった。一時節目と見られる30,500円を超える場面も見られなるなど大幅高となったが、手仕舞い売りも多く上げ幅を縮小して前場の取引を終えた。
昼の時間帯は昨日と反対に手仕舞い売りに押される展開で後場は前場の終値を下回って始まった。前場の安値を下回ると昨日の終値近辺まで下がり、いったんは戻したものの33,400円に届かないとなると再度手仕舞い売りに押され節目と見られる昨日の終値近辺である30,200円水準まで下落、最後は若干戻したものの冴えない展開となった。
小型銘柄も持高調整の買いが見られたものの特に買い上がるわけでもなく、マザーズ指数やグロース指数は堅調ながらも上値も限定的となった。午前中はまとまった買いが見られたが、お昼頃からはまとまった買いは見られず、逆に昨日の反動もあり手仕舞い売りを急ぐ動きもあった。
昨日とは反対の相場となった。昨日は現物売り、先物買いの買いが先行しての動きで、本日は現物買い、先物売りの売りが先行する形となったのだろう。いずれにしても昨日述べたようにテクニカル要因、構造的な要因での持高調整の売り買いだけということなのだろう。
明日の月末、期末の売りに対し、来週からの月初の買い期待でどこまで値を保てるかということだが、案外値持ちは良いのかもしれない。それでもここからは月初の買いが入っても上値は限られそうだ。
テクニカル分析
日経平均
上髭陰線となり、再度下値を試す動きになりそうだ。30,200円を割り込むか、逆に30,500円を抜けるかで方向が決まるのだろう。
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