日経平均 | 33,168.10円 △461.58円 |
為替 | 1ドル=147.11円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億5,635万株 |
売買代金 | 3兆9484億74百万円 |
値上り銘柄数 | 1,225銘柄 |
値下り銘柄数 | 535銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 129.16% |
市況概況
特に材料があったということではないが指数先行での買いで上値を試す展開に
米国株はまちまちだったが、ナスダック指数が高く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたことから買い先行となった。
特に買い上がる材料があったということでもないが、米国でのスタグフレーション懸念が薄れたことや新内閣の経済対策期待などもあり、指数先行で上値を試す動きとなった。断続的に買い戻しなども見られ、日経平均の銘柄入れ替えや中間配当取りの動きで指数が押し上げられ大幅高となった。
昼の時間帯も買い戻しが優勢で後場もこの日の高値を更新して始まり、指数先行でさらに上値を目指す展開となった。
値持ちが良いから買い戻しも入るという状況で買い直される銘柄などもあり、指数に影響の大きな銘柄が買い上がられる形で上昇が止まらず、結局は指数に影響の大きな銘柄の買戻しを急ぐ動きなどもあって6日、7日の高値を試すような動きとなった。ただ、さすがに最後は手仕舞い売りも嵩んで上げ幅縮小しての引けとなった。
小型銘柄も総じて堅調となったが、日経平均主導の上昇で上値も限られた。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物は断続的に一日を通して買いが入るというような形で指数を大きく押し上げる要因となった。日経平均の銘柄入れ替えや中間配当取りの先物買いが主体だったと思われる。
先物主導で意外に大きな上昇となった。特に材料があったということでもなく、日経平均の銘柄入れ替えや中間配当取りの動きであり、今度は売りが先行して下に下にとなる場面も見られるだろう。
いったん動き出すと上がるにしても下がるにしても大きな動きとなるのだと思われるが、本日が高値となったのではないかと思われ、空売りが積み上がっていなければ明日から売られるのではないだろうか。
テクニカル分析
日経平均
雲を抜けて6日、7日の高値を試す動きとなった。ここからは上値も重くなると思われ、いったんは移動平均線や雲までの調整も見られるのだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。