この記事は2023年9月18日に「CAR and DRIVER」で公開された「【復刻版カタログ】「新しいビッグ・カーの時代が来る」と告げた高級パーソナルカー、日産シーマの伸びやかな世界」を一部編集し、転載したものです。


【復刻版カタログ】「新しいビッグ・カーの時代が来る」と告げた高級パーソナルカー、日産シーマの伸びやかな世界

88 日産シーマ(FPY31型)

カタログは1988年11月版(24㌻編集/実寸294×295mm)。日産シーマは、「きっと、新しいビッグ・カーの時代が来る。」を掲げ1988年1月に登場すると同時に人気が爆発。伸びやかな3ナンバーボディ、ハイパワー3ℓ・V6エンジン(ターボ255ps/NA200ps)、そして贅を尽くした内外装で多くのユーザーを魅了しました。メルセデス・ベンツやBMWなど欧州の高級サルーンと肩を並べた初の国産パーソナルカーという存在でした。当時、後に“バブル期”と呼ばれる空前の好景気を背景に「ハイソカー」と呼ばれる高級サルーンが高い人気を博しましたが、シーマはその頂点に位置していました。販売主力となった最上級グレード、タイプIIリミテッド(新車時価格:510万円)はVG30DETT型ユニット(255ps/35.0kgm)を搭載。ボディサイズは全長×全幅×全高4890×1770×1380mm。ボディタイプは4ドアピラーレスHT。足回りには4輪独立タイプの電子制御エアサスペンションを装備していました。ちなみにシーマは、セドリック/グロリアの派生車種という位置付けで、正式名称はセドリック・シーマ/グロリア・シーマでした。

※資料協力/ブックガレージ

【復刻版カタログ】「新しいビッグ・カーの時代が来る」と告げた高級パーソナルカー、日産シーマの伸びやかな世界
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Writer:カー・アンド・ドライバー編集部、Photo:NISSAN


(提供:CAR and DRIVER