昨日のドル円相場は値動きの荒い展開となった。東京市場の寄り付き前から消費税の再増税の延期などが期待され、ドル円は上値を試し、8時50分の本邦GDP速報値の発表直後は117円04銭まで上昇した。

ただ、本邦GDPの予想外のマイナス成長が市場にショックを与え、日経平均株価は下落し、それと共にドル円も下落に転じ、115円50銭を割り込む場面も見られた。日経平均は前週末比で517円安で引けており、心理的節目である17000円を割り込んだ。

ロンドン市場、ニューヨーク市場ではドル円は買い戻され、116円台半ばまで回復した。米国株式市場が中盤からプラス圏で推移したことや、ドルインデックスの上昇がドル買いに安心感を与えた模様だ。

本日も東京時間は、安部首相、及び要人発言から目が離せない展開が続く。安倍首相は、本日午後に会見し、増税の先送りと衆院解散の考えを表明する模様である。

(ZUU online)

【関連記事】
急激な円安…中小に仕掛けられた時限爆弾『為替予約終了』
中国不動産市場の崩壊がいよいよ本格化?増え続ける”ゴーストタウン”
日経テレコンや四季報まで閲覧可!?最短5分で入手できる情報の宝庫とは?
日本一のFX会社はどこ?3大FX会社を徹底分析
名士が好み、移り住む本物の邸宅地 渋谷区大山町の魅力とは?