この記事は2023年10月17日に「CAR and DRIVER」で公開された「三菱自動車がジャパンモビリティショー2023で電動クロスオーバーMPVのコンセプトカーを世界初公開すると予告」を一部編集し、転載したものです。
三菱自動車がジャパンモビリティショー2023における出展車両の概要を発表。電動クロスオーバーMPVのコンセプトカーを世界初披露するとともに、来年初頭に日本投入を予定している新型ピックアップトラック「トライトン」の日本初公開や、スタートアップ企業とコラボレーションした小型モビリティ「Last 1 mile Mobility」を参考出品
三菱自動車は2023年10月11日、「冒険心はいつもあなたの中にある。いつだって誰だって、どこにいたって冒険はできる。」をテーマにブースを構えるジャパンモビリティショー2023における出展車両の概要を発表した。
まずコンセプトカーとしては、SUVならではの走破性とMPVの居住性と快適性、使い勝手を兼ね備え、カーボンニュートラル社会の実現を見据えた電動クロスオーバーMPVを世界初公開する。“Borderless Adventure”をコンセプトに企画した電動クロスオーバーMPVのコンセプトモデルは、開放感あふれる圧倒的大空間キャビンや、様々な冒険に応える航続距離と走破性を目指したことが特徴。また、電動車ならではの爽快感ある走りを実現し、状況に応じて走行モードを切り替えることで行動範囲を広げる。さらに、最低地上高をしっかりと確保し、大径タイヤで大地をつかみ、意のままの走りを実現する電動4WDによって、どんな天候や路面でも安心して楽しめ、自信をもって今までよりも一歩先まで踏み出すことができる頼もしい相棒のような存在に仕立てた。
次に、本年7月にタイでワールドプレミアを飾った新世代のピックアップトラックの新型トライトン(プロトタイプ)を参考出品する。“Power for Adventure”という商品コンセプトのもと、内外装デザインからフレーム、シャシー、ボディ、エンジンなどをすべて一新。日本市場へ約12年ぶりに投入する計画で、来年初頭からの発売を予定している。
そして、次世代の椅子型モビリティの開発・製品化に取り組んでいるスタートアップ企業のLIFEHUB社とコラボレーションして企画した未来の小型モビリティ「Last 1 mile Mobility(ラスト1マイルモビリティ)」を参考出品。電動車の使用済みバッテリーを搭載したバギータイプのモデルで、クルマで辿りついた場所のさらに一歩先への冒険を可能としている。
三菱自動車のブースではほかにも、新型トライトン ラリーカー[アジアクロスカントリーラリー2023 参戦車両レプリカ]や、デリカD:5 サポートカー[アジアクロスカントリーラリー2023 実走車]、アウトランダーPHEV[特務機関NERV仕様車]、デリカD:5、エクリプス クロスPHEV、デリカミニ×Colemanコラボラッピング、eKクロス EVといった、三菱車ならではの冒険心を駆り立てるモデルを出品する予定である。
(提供:CAR and DRIVER)