日経平均 | 31,601.65円 △742.80円 |
為替 | 1ドル=151.30円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億2,183万株 |
売買代金 | 4兆8360億59百万円 |
値上り銘柄数 | 1,308銘柄 |
値下り銘柄数 | 328銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 87.04% |
市況概況
円安を好感して(!?)大幅高
特に材料があったということでもないのだが、日銀の金融政策決定会合の結果が発表されて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われたことから本日の日本市場も買い先行となった。節目と見られる31,200円~300円水準を一気に抜けて始まり、月初の買いも交えて値持ちの良い展開となった。31,500円の節目も抜けて指数先行で大きな上昇となった。
昼の時間帯には手仕舞い売りに押されて上値が重くなる場面もあったが、月初の買いは続き後場に入ってからも値持ちの良い展開となった。値持ちが良いことで空売りが積み上がっては買戻しが入るという状況でさらに値持ちがよくなるという状況だった。
値持ちがよく好決算の発表が見られた割には上値が重いという見方もでき、25日移動平均線や基準線を意識しているわけでもないのだろうが、最後まで堅調だが上値が重いという展開になった。結局最後は買戻しを急ぐ動きもあって指数が押し上げられ、31,600円台での高値引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが見られ総じて軟調となった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安という水準での推移となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたが、まとまった買いに対しては敏感に反応して指数を押し上げる要因となっていた。一方まとまった売りが出てもすぐに買戻しが入るという状況で全体的に指数を押し上げる要因となっていた。
日銀の金融政策決定会合は特に買い材料とは思えなかったが、大きな反発のきっかけとなった感じだ。月初の買いもあいまって指数を押し上げる格好となった。ただ、この流れは恐らく月初の買いが続くまでということで明日、あるいは連休明けまでということで買戻し一巡となったものから再度売り直されるのだと思う。ここは戻り売りというスタンスで良いのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
一気に25日移動平均線や基準線までの戻りとなった。いったんはここで上値を押さえられて再度調整となるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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