この記事は2023年12月11日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年12月11日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週8日(金)の米ドル/円は、60分足チャートを見ると、午前10時の足で142.49円付近の安値を付け、22時の足で145.18円付近の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は約269pipsとかなり大きな値幅だった。
タイムサイクル的には、11/29~12/8の底値圏が終了、12/6~12/18の天井圏に向かい始めた。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了、上昇b波は11/13に終了して下降C波がスタートしたところ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
チャートからみるとマイナートレンドラインとレジスタンスが重なる146.20~146.60円ゾーンでの戻り売りを考えたいところ。
ただ145.30円付近のレジスタンスが12/6高値から12/7の安値までのフィボナッチリトレースメント61.8%戻しのライン。このラインを上抜けないようなら、144.60円を下回ってくるとまた下落の方向に進みそうだ。
▽米ドル/円4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。