日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 33,288.29円 ▼175.88円
為替 1ドル=143.77円
売買高(東証プライム、以下同) 17億6,819万株
売買代金 4兆1136億54百万円
値上り銘柄数 1,217銘柄
値下り銘柄数 410銘柄
騰落レシオ(25日) 107.50%

市況概況

明けましておめでとうございます! 大変な一年の始まりとなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。

日本市場が休場中の米国株が大きく売られ、特に半導体関連銘柄などハイテク銘柄が大きく売られたことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大幅安となった。その流れを受けて新年の日本市場は売り先行となった。

売り気配から始まるものなども多く、総じて売り急ぐ動きとなった。それでも寄り付きからの売りが一巡となると月初の買いも見られて切り返し下げ幅縮小となった。日経平均ベースでもプライム市場ベースでも値上がり銘柄が多いなかで日経平均は大幅安だった。

昼の時間帯には買戻しなども見られ、後場に入ると下げ幅を縮小、切り返す銘柄も多くなった。TOPIXなど日経平均意外の指数は堅調な展開となり、特にグロース250指数は大幅高という水準まで買われた。半導体関連銘柄など買われすぎ銘柄の手仕舞い売り、買戻し一巡からの売りが嵩んだものの、月初の買いは健在ということなのだと思う。

小型銘柄は総じて堅調でグロース250指数は堅調、グロース株指数は大幅高となった。先物は朝方はまとまった売りも見られたが、いったん売りが止まったということになると今度は買戻しのタイミングを計るような展開で指数を押し上げる場面も見られた。

年初はご祝儀買いと言うよりは月初の買いが入ったものと思われる。今年からNISA(少額投資非課税制度)も拡充されたことから安くなれば買いたいと言うことなので買いが入ったということなのだろう。日経平均が「異常」と言う状況であり、半導体関連銘柄などハイテク銘柄の一角は買われすぎ感が強く、戻れば売りというように修正安が続くということなのだろう。

一方、売られすぎ銘柄や高配当利回り銘柄などは下がれば買いというような堅調な展開が続くのだと思う。ただ、月初の買いが一巡となると手仕舞い売り、戻り売りに押されるものも多くなると思う。

テクニカル分析

日経平均

やたら下髭の長い足となったが、実質的には大きな陽線ということになる。25日移動平均線や基準線にサポートされた形だが、ここを割り込むと一気に75日移動平均線や雲まで下落するということが証明された形であり、まだまだ下値模索がありそうだ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。