この記事は2024年1月15日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2024年1月15日(月)の午前11時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週12日(金)の米ドル/円はNY時間直前までは買われていたがその後売られた。60分足チャートを見ると12日(金)の22時の足で145.57円付近の高値を付け、翌13日(土)の0時の足で144.36円付近の安値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は121pipsと比較的大きな値幅だった。
タイムサイクル的には1/3~1/16の天井圏がおそらく終了、1/9~1/23の底値圏に向かって反落し始めた。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了、上昇b波は11/13に終了して下降C波がスタートしたところ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
テクニカル的には60分足でヒドゥンダイバージェンスが付いている。ヒドゥンダイバージェンスは継続パターンだが、144.34円付近を更新しなければ、現在できつつあるスウィングの山を越えてくると反転しやすくなり上昇のポジションがとれるかというところだ。
また144.34円付近を切ってくると143.50円付近までの下落が起こるかと思っているので、安値を更新するか否かを注視していきたい。
▽米ドル/円60分足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。