全国にある道の駅の中には温泉施設を併設しているところが数多くある。中には本格温泉顔負けの湯を味わえるところもある。ツーリングの途中で立ち寄って入れば、疲れた体をバッチリ癒してくれるはずだ。
道の駅マイスター 平賀 由希子
バイクの免許取得をきっかけに道の駅巡りをスタート。今まで訪問した数はなんと1185駅以上! 訪れた道の駅では大好物のご当地ソフトとグルメを食べるのがお約束になっている。
「ツーリング×道の駅」をテーマに、おいしいものと絶景を求めて全国津々浦々、旅が続く。
①北海道 道の駅 しかべ間歇泉公園
道の駅に隣接する名湯「鹿の湯」は歴史ある温泉だ
鹿部町には源泉が30ヶ所以上もあり、道の駅周辺には日帰り入浴ができる温泉が数軒あり、湯めぐりを楽しむこともできる。主な泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉で、浸かれば体はポカポカになる。中でも「温泉旅館 鹿の湯」は、大正9年に創業した歴史ある温泉。敷地内には3本の源泉があり、77℃のナトリウム塩化物・硫酸塩泉が毎分100ℓで自噴している。内風呂・露天風呂とも源泉かけ流しの天然温泉を楽しむことが出来る。
REST STOP DATA
<道の駅 しかべ間歇泉公園>
●住所:北海道茅部郡鹿部町字鹿部18-1
●定休日:無休(1/4~3/19は水曜)、12/30~1/1
<温泉旅館 鹿の湯>
●住所:北海道茅部郡鹿部町字鹿部58
●定休日:不定休 ●日帰り温泉料金:大人500円
②宮城県 道の駅 上品の郷
県内唯一の含鉄塩化物泉の源泉風呂を満喫できる
日帰り温泉施設は、県内ではここだけの泉質となる含鉄塩化物泉の温泉を楽しめる。茶褐色のお湯はかすかに鉄っぽい香り。浴室内には16.3℃と源泉そのままを楽しめる源泉風呂を完備する。ヒノキと石造り2つある浴室は、週替わりで男女が入れ変わる。休憩所、食堂、売店も備わっているので、風呂上がりにゆっくりとくつろぐことも可能だ。入浴料は大人平日650円、休日780円。屋外には無料の足湯も設置されている。
REST STOP DATA
●住所:宮城県石巻市小船越二子北下1−1
●営業時間:日帰り温泉施設「ふたごの湯」9:00~21:00(最終受付20:30)/足湯9:00~19:00(4~9月)9:00~17:00(10~3月)
フードコート「ダイニングたまり場」10:00~20:00(LO19:30)/「食事処こばやし」10:00~18:00(温泉休館15:00まで)●定休日:無休