日経平均 | 39,910.82円 △744.63円 |
為替 | 1ドル=150.41円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億1,342万株 |
売買代金 | 5兆1146億67百万円 |
値上り銘柄数 | 805銘柄 |
値下り銘柄数 | 806銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.98% |
市況概況
月初の買いも入り、買いが買いを呼ぶ展開で大幅高
米国株が堅調となったことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物高く、本日の日本市場は買い先行となった。
月初の買いも入り寄り付きの買いが一巡となった後も指数に影響の大きな銘柄などを中心に買われ、買いが買いを呼ぶような展開で大きな上昇となった。指数先行で買われたこともあり、史上最高値更新となるとさらに買い急ぐような展開となり、高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も堅調な地合いが続き、後場もさすがに上値も重くなったものの値持ちの良い展開となった。
売り急ぐということもなく、値持ちの良さが好感されてじりじりと買いが入り、少しでも下がれば買いが入るという状況で最後まで買い気は途絶えず、上げ幅を若干縮小したものの高値圏での引けとなった。さすがに節目と見られる40,000円の大台を意識すると手仕舞い売りも多くなったが売り急ぐこともなかった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物は上がるから買うというような感じでまとまった買いが散発的に見られ指数を押し上げる場面もあった。上がるから買う、買うから上がるという感じで指数先行のなかで指数を押し上げる要因の一つとなった。
異様な強さだが、やはり指数先行ということだ。月初の買いが見られたことでほぼ全面高という状況ではあるものの、指数先行であることには違いなく、ここで空売りが積み上がらなければ買戻し一巡となったものから売られることになりそうだ。
逆に空売りが積み上がれば来週は先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出もあり、一気に日経平均中心に押し上げられることもあるだろう。
テクニカル分析
日経平均
一気に上値を抜けたことでさらに上値も期待される。ただ、買戻し一巡感や達成感から上値が重くなると目先的な過熱感もまだ強いので、一気に調整ということもありそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。