日経平均 | 40,168.07円 ▼594.66円 |
為替 | 1ドル=151.36円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億0,077万株 |
売買代金 | 4兆9134億40百万円 |
値上り銘柄数 | 228銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,400銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 115.85% |
市況概況
下げ渋る場面も見られたが、配当落ちに加え持高調整の売りに押されて大幅安
米国株が軟調となるなかで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は意外に値持ちの良い展開となった。それでも月末の持高調整の売り、配当取り後の売りなども見られ売り先行で配当落ち以上の下落から始まり、いったんは下げ渋り配当落ち分の埋めるような動きも見られた。ただ、上値は重く、上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りに押されて軟調となった。
昼の時間帯に先物に買戻しも見られたが、後場も冴えない始まりとなり、戻りが鈍く40,300円を超えると売られるという展開になり、40,200円を割り込むとさらに下げ幅を広げ、売りが売りを呼ぶような下げとなり、一気に40,000円を意識する水準までの下落となった。その後も戻りが鈍く値持ちの悪さも見られたが、最後は買戻しも入り下げ渋っての引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものや配当落ちが少ないことで総じて堅調なものが多かった。ただ、後場に入ると手仕舞い売りに押されるものが多くグロース250指数やグロース株指数は軟調となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ指数を動かす場面もあったが、売りが優勢となると一気に売られるということで指数を下押す要因となった。
引き続き期末要因の持高調整が中心だが、売りが先行する形で指数を押し下げる場面も多くなった。配当取り後の利益確定売りなども多かったものと思われ、売り急ぐような展開となった。
こうなると月末・月初の買いは期待されるものの40,500円を超えて買い難い展開となり、買われすぎ銘柄を中心に調整が大きく、長くなる可能性もありそうだ。買われすぎ銘柄は慎重な見方が必要だろう。
テクニカル分析
日経平均
40,500円というところが改めて節目として確認された形となった。ここからは25日移動平均線までの調整は見られるのだと思う。
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