- ベントレー105年の歴史で初めて「ブラックティンテッド」のベントレーウイングを採用
- Sブラックエディションはベントレー史上最高にエッジの効いたSUV
- ビビッドなアクセントカラーと深みのあるブラックのディテールでエクステリアとインテリアを演出
- アクセントカラーは7種類を設定
- ベンテイガ史上最高に俊敏なシャシーを装備し、オールホイールステアリングとスポーツチューンのサスペンションで動的性能を向上
- 4.0リッターV8ツインターボが550PS、770Nmを発揮
- 0?100km/h加速4.5秒、最高速290km/h
- ダークティントのヘッドライト、「BlackEdition」バッジ、22インチホイール、分割したようなV8スポーツエキゾーストが圧倒的なポテンシャルを示唆
- 「ベンテイガSハイブリッド・ブラックエディション」も登場、システム出力は462PS
ベントレーモーターズはベンテイガの誕生以来、最もビジュアルにエッジを効かせたSUV「ベンテイガSブラックエディション」を発表しました。創業105年にして初となるブラックティンテッド仕上げのベントレーウイングが特徴的なベンテイガSブラックエディションは、鮮やかなアクセントカラーと深みのあるブラックのディテールというデザインにドライバーを鼓舞するシャシー技術が融合し、ベンテイガのダークな世界観が強調されています。
アクセントカラーは「Mandarin」、「SignalYellow」、「KleinBlue」、「PillarBoxRed」、「Ice」、「HyperGreen」、「Beluga」の7種類の設定から選択できます。インテリアとエクステリアの一体感を演出し、クルマ全体のダークな雰囲気を引き立てる鮮やかなアクセントカラーが揃っています。
エクステリアにはボディキットの「スタイリング・スペシフィケーション」が設定され、フロントバンパーの下方、サイドシルの下方、リアスポイラーの上部全体にレーザー光線のようなラインがアクセントとしてプラスされます。22インチのブラックペイントホイールから覗くブレーキキャリパーも同じアクセントカラーでペイントされます。エクステリアのブライトウェアがすべてグロスブラックに置き換えられるのはスタンダードなベンテイガSと同じですが、Sブラックエディションではベントレー105年の歴史の中で初めて、ベントレーウイングとベントレーのレタリングもグロスブラックで統一されます。さらに、車両後部のDピラーに「BlackEdition」バッジを装着するなど、ディテールまでこだわったエクステリアとなっています。
ベンテイガシリーズは今年初め、様々な装備や機能の新規導入によって訴求力の向上が図られました。エクステリアのフレッシュな雰囲気を損なうことなく、7色のサテンペイントや新たなエクテリアカラーが追加されたほか、新設計の21インチホイールに3種類の仕上げが設定され、パーソナライゼーションの幅が広がりました。シャシー技術と電動アーキテクチャの刷新や、フロントラジエターグリルの形状見直しなどの改良を通し、ドライバーとパッセンジャーのドライビング体験も向上しています。ベンテイガエクステンデッドホイールベースはオールホイールステアリングが導入されたことによって操縦性と取り回しの良さが一段と向上し、回転径は1メートル近く小さくなりました。オールホイールステアリングは現在、ベンテイガアズールとベンテイガSのV8モデルに標準装備されています。
ベンテイガSブラックエディションのためにベントレーのデザインチームが考案した専用のインテリアカラーレイアウトでは、深みのある「Beluga」のレザーと鮮やかなアクセントカラーが完璧なコントラストを生み出します。ハンドクラフトされたインテリアを彩るコントラストステッチとコントラストパイピング、そしてレザートリムのアクセントカラーセクションにエクステリアと同じ鮮やかなアクセントカラーを採用し、エクステリアと一体感のあるビビッドな印象のキャビンに仕上げます。各シートには「S」のエンブレムがブラックで刺繍されます。
フェイシア、センターコンソール、ウエストレールには新たな織り方のカーボンファイバーが使用されます。このカーボンファイバーによってフェイシアに立体感が生まれ、「BlackEdition」バッジがさらに引き立ちます。このバッジはラッカー仕上げの下に埋め込まれているため、フェイシア表面に凹凸はまったくありません。
インテリアには新たに「ダーククローム」パックが標準設定され、ブルズアイエアベント、オルガンストップコントロール、センターベントなどのメタル製ディテールのほとんどが、通常のブライトクロームからグロスブラックに変更されます。
オーディオシステムは「ベントレーシグネチャーオーディオ」、イルミネーテッドスピーカーグリルと別次元の音質を誇る「Bang&OlufsenforBentley」、自動車業界最高峰の音質を奏でる「NaimforBentley」の3種類から選択できます。
都会でもサーキットのような俊敏な走り
エレクトロニックオールホイールステアリングが採用されたベンテイガSブラックエディションは各ドライブモードでの走行性能が一段と向上しています。オールホイールステアリングによって後輪が±4.8度まで自動的に切られるととも、ベントレーダイナミックライドがステアリングに連動し、優れた走行性能が存分に発揮されます。 低速および中速(時速37マイル以下)で走行している場合は前輪と逆の方向に後輪が操舵されるため素早い方向転換ができ、狭いスペースでの取り回し性が向上するとともに、回転径が1メートル小さくなります。高速走行時(時速37マイル超)は後輪が前輪と同じ方向に操舵されて安定性が向上し、さらなる安心につながります。
内に秘めた圧倒的パフォーマンス
ベンテイガSブラックエディションはベントレーが誇る4.0リッターツインスクロールターボチャージャー付きV8ガソリンエンジンを搭載し、驚異的なパワーと優れた燃費を両立します。この最新世代のエンジンは最高出力550PS、最大トルク770Nm、0?100km/h加速4.5秒、最高速290km/h。クラストップのパフォーマンスに加え、航続距離654km、CO2排出量296g/kmを実現します。
このパワーを可能な限り効果的に利用するため、世界初の48V電動式アクティブロールコントロールシステムとなったベントレーダイナミックライドが標準装備されます。ベントレーダイナミックライドが0.3秒で最大1,300Nmのトルクを発生してコーナリング時のロールを抑制し、タイヤの接地性を最大限に高め、クラストップのキャビン安定性と快適な乗り心地、優れた操縦性をもたらします。
快適なグランドツーリングはもちろん、シャシーモードを切り替えれば、別次元の爽快なパフォーマンスを堪能できるという点はコンチネンタルGTスピードと共通ですが、ベンテイガSブラックエディションはスタンダードなベンテイガよりもスポーツモードが強化され、運動性能がさらに向上しています。
スポーツモードではエアサスペンションの減衰力が15%増加し、エレクトロニックスタビリティコントロールとベントレーダイナミックライドに採用されたスポーツモード専用のチューンによって、ステアリングフィールとターンインレスポンスが向上し、ボディロールが一段と減少します。 ベントレーのトルク・ベクタリング・バイ・ブレーキもチューニングが見直されています。コーナー入口で内側後輪に軽くブレーキをかけてフロントアクスルのターンインをよりシャープにし、ベンテイガSブラックエディションのレスポンスを一層向上させています。
標準装備のスポーツエキゾーストは、プライマリーパイプとセカンダリーパイプの排気の流れをスムーズにするとともに、マフラーのパーフォレーションを減らして特性と流量を高め、よりパフォーマンス重視のフィーリングを実現します。
オプションの「オールテレインスペシフィケーション」を追加すれば、4種類のオフロードモード(「雪道&濡れた草道」、「土道&砂利道」、「泥道&山道」、「砂道」)が利用できる上、水深500mmまで走行可能となり、本格的なオフロード性能が発揮されます。
際立つ存在感と環境性能
印象的なデザインとスポーツ性能を堪能しつつ、電動パワートレインの利点も享受したいという希望は「ベンテイガSハイブリッド・ブラックエディション」が叶えます。 3.0リッターTFSIV6ガソリンエンジンと100kWのモータージェネレーターからなるシステム全体の最高出力は462PS、0-100km/h加速5.3秒、最高速254km/h。ゼロ回転からフルトルクを発生する電気モーターの特性を活かしたハイブリッドだからこそ、息を呑むほどのエフォートレスなパワーを体感できます。
V8エンジン搭載のベンテイガと同じく、新型ベンテイガSハイブリッドブラックエディションがこれまで以上に魅力的な走りをもたらします。V6TFSIのサウンドに相応しいスポーティなキャラクターを際立たせるため、(スポーツモード行時の)エンジンルーム内のサウンドにもこだわりました。