この記事は2024年4月30日に「CAR and DRIVER」で公開された「注目の軽乗用車市場はスズキが好調。全体としては4カ月連続の前年割れ。(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年3月)」を一部編集し、転載したものです。
3月の軽乗用車市場は115,318台の販売で前年同月比78.0%と4カ月連続で前年実績を下回った。主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキは45.4%(同132.6%)、ホンダは21.9%(同70.9%)、日産は16.4%(98.9%)。ダイハツは4.6%(11.9%)と、前年のセールスの1/10まで減少している。
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前年同月比73.2%ながら、20,360台をセールス、首位ホンダN-BOX。昨年は27,811台だった。
3月車種別ランキング首位は20,360台(前年同月比73.2%)を販売したホンダN-BOX。2位は先月に続いて前年実績を大きく超えた好調スズキ・スペーシア。先月首位に1,500台差まで詰め寄ったものの今月は2,500台差に。しかし、スズキは全需が落ち込む中、ワゴンR、アルトと数少ない前年超え実績となっている。各車の前年比からするとダイハツの出荷停止の影響はスズキに追い風となっているようだ。ダイハツの工場出荷も徐々に再開されてきた。今後の台数推移がどのようになるか注目していきたい。
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軽乗用販売が前年の78%と落ち込む中、同比136%と好調のスズキ・スペーシア。
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スズキ・ワゴンRは前年の26%増で4位に。ワゴンR、 カスタムZ、 スティングレー、スマイルでシリーズを構成する
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先月に続いて三菱軽乗用は前年比1.8倍。原動力は6,000台セールスの好調デリカミニ。
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本誌ではSUVカウントでランク外だが、10,618台のセールスでSUV部門首位となったスズキ・ハスラー。ジムニーも約4,500台のセールスと好調。
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■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)
Writer:カー・アンド・ドライバー編集部
(提供:CAR and DRIVER)