この記事は2024年6月6日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=cassis/stock.adobe.com)

2024年6月6日(木)の10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日5日(水)の米ドル/円は米5月ISM非製造業景況指数の好結果を受けて156.49円前後まで上昇した。もっとも、カナダ中銀の利下げによってFRBの利下げ観測も高まったことから米長期金利は低下。このため156円台で伸び悩むと、本日6日(木)は155円台後半へと小反落している。

なお、本日6日(木)は市場の関心がECB向けられている。利下げは確実視されているが、次回7月以降の利下げペースを巡る見方は分かれている。ECB声明やラガルド総裁の会見に注目が集まっており、欧米市場の為替相場の主役はユーロになる公算が大きい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円としては、明日7日(金)の米5月雇用統計の結果を見きわめたいとのムードも広がりやすいことから、値動きはここ数日間より鈍りそうだ。

ただし、一昨日4日(火)の米4月JOLTS求人件数や昨日5日(水)の米5月ADP全国雇用者数が予想を下回ったことで、明日7日(金)の雇用統計にも弱気な見方が広がりつつある。

本日6日(木)に発表される米新規失業保険申請件数も下振れ(予想以上に増加)した場合は、一時的にせよドル売りの反応が強まる可能性があるだろう。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。