この記事は2024年6月24日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2024年6月24日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週21日(金)の米ドル/円は東京時間では弱含んでいたがロンドン時間以降買われた。60分足チャートを見ると、21日(金)16時の足で158.66円付近の安値をつけ、翌22日(土)午前5時の足で159.67円付近の高値を付けた。米ドル/円の一日の値幅は101pipsと大きな値幅だった。
タイムサイクル的には6/20~6/27の天井圏に向かって上昇している。エリオット波動的には(週足レベルでは)4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波が展開中。クロス円はすべて上昇した。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円は前回の高値である160.16円レベルに近づいてきたので介入警戒感はあるが、下がったところが買われてくるのはまだ変わりないかと思っている。そのため、むやみに売れば踏みあげられてしまう結果になるので、今のところ売りは158.50円を切ってきてからだと思っている。
159.40~159.60円ゾーンでサポートされていれば160.00円を超えてくるような動きになるかと思っているが、このゾーンを下回ってくると次のその底値圏に向けた動きになってくると思う。158.50円レベルを切ってくるまでは下がったところは買いでいいと思っている。
▽米ドル/円 60分足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。