日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 40,126.35円 ▼971.34円
為替 1ドル=156.02円
売買高(東証プライム、以下同) 19億3,714万株
売買代金 4兆6658億33百万円
値上り銘柄数 467銘柄
値下り銘柄数 1,137銘柄
騰落レシオ(25日) 118.14%

市況概況

半導体関連銘柄などが大きく売られ、大暴落

米国市場で半導体関連銘柄などが大きく売られ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大幅安となったことから、本日の日本市場は売り先行となった。

売り気配を切り下げて始まる銘柄なども散見され日経平均は大きく下押して始まった後も下値模索という状況で戻りも鈍く、戻りが鈍いと売り直されるという状況で大幅安となった。割安銘柄などが買われてTOPIXや小型銘柄は下げ渋り、しっかりとした状況だったが、日経平均は大きな下げとなった。

昼の時間帯は買い戻しも見られて下げ幅を縮小、後場も下げ幅を縮小しての始まりとなった。ただ、その後は買戻しは入るものの下げ幅を縮小するようなことでもなく、逆にTOPIXに影響の大きな銘柄なども売り直されるという展開で冴えない状況となった。戻りが鈍いことから引けを意識する時間帯からさらに売り直され、結局最後には引け直前に前場の安値を下回り、ほぼ安値引けとなった。

小型銘柄は下げ渋り感は見られたが主力銘柄の下落に連れて売られ総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売りが散発的に見られ、指数を押し下げる場面もあった。特に買戻しを急ぐということもなく、戻れば売りということで下げ渋り感もあまり見られなかった。

改めて買われすぎ銘柄の修正安となった感じだ。米トランプ氏の発言や対中国への規制強化問題、そしてその中国の指導者が倒れたとの報道などもあり、地政学リスク、世界的な政治の混乱などが懸念された面もあると思う。中国の景気鈍化も伝えられており、半導体関連銘柄などを中心に中国関連銘柄の見切り売りは続くのではないかと思う。

テクニカル分析

  日経平均

昨日の孕み足を下抜けた状況から想定した通り一気に25日移動平均線や基準線までの下落となった。ここで下げ渋りは見られるのだろうが、戻れば売りということで下値模索が続くのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。