日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,362.53円 ▼9.23円
為替 1ドル=144.75円
売買高(東証プライム、以下同) 17億5,267万株
売買代金 3兆8556億02百万円
値上り銘柄数 639銘柄
値下り銘柄数 947銘柄
騰落レシオ(25日) 117.00%

市況概況

米エヌビディアの決算発表を受けて売り先行も下げ渋り

注目された米エヌビディアの決算は予想を上回る決算となったが、出尽くし感から時間外取引で売られた。これを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日の日本市場は売り先行となった。ただ、寄り付きの売りが一巡となった後は買い戻しを急ぐ動きも見られ、日経平均やTOPIXに影響の大きな銘柄を中心に下げ渋りとなった。

昼の時間帯は円安気味ということで買戻しも入り、後場は前場の高値を抜けて本日の高値水準で寄り付き、その後も一時堅調なる場面もみられるなど指数先行で戻りを試す動きとなった。さすがに米国市場の動向なども気になり、円安が進むこともなかったので結局は手仕舞い売りに押される場面もあったが、最後は買戻しもあって高値圏で引けた。米国市場動向が懸念される割には下げ渋りとなった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが、特に方向感をきっちりと出すようなこともなく、基本的には上がれば売り、下がれば買いというような感じだった。

売り一巡感もあって指数は下げ渋りとなったが、さすがに最後まで買い切れないという感じだった。米半導体関連銘柄なども買われ過ぎであり、日本市場でもハイテク銘柄などを中心に買われすぎの修正は見られると思う。

ただ、逆に売られすぎの修正も見られそうで、指数自体は底堅さが見られるのだろう。日経平均も38,000円台を維持しており、当面は上がれば売られ、下がれば買われるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

38,000円水準の狭い範囲での保ち合いとなっている。これをどちらに放れるかということなのだが、いったん25日移動平均線までの下落はあるのではないかと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。