日経平均 | 38,371.76円 △83.14円 |
為替 | 1ドル=144.43円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億2,551万株 |
売買代金 | 3兆2680億74百万円 |
値上り銘柄数 | 600銘柄 |
値下り銘柄数 | 990銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.93% |
市況概況
買い上がる材料もないが売り材料もないということで堅調
米国株は堅調だったが、円高に振れたことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物安く、本日の日本市場は売り先行となった。
それでも寄り付きの売りが一巡となった後は買い戻しなども入り戻り歩調となった。ただ、前日の終値を上回ると売り直されるということで下げ渋り感はあるものの前日比マイナス圏での動きとなった。38,000円まで下がるかと思ったが為替も円安に振れたこともあり、値下がり銘柄が多い割には下げ渋りとなった。
昼の時間帯は買い物勝ちで、後場は戻りを試す動きとなった。前日の終値を上回っても売られることもなく、戻りを試す動きとなったが、盛り上がりは欠ける展開で上値が重くなるとあっさりと売られる銘柄も多く、指数は小動きとなった。結局最後は手仕舞い売りも嵩み値下がり銘柄数も多く、冴えない展開だったが、指数だけは高く、TOPIXは高値引け、日経平均も高値圏での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されて大きく下落するものが多く、グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの、指数を大きく動かすこともなく、方向感を出すでもなく、持高調整の売り買いが中心だったようだ。
円高が進まないことで輸出株なども買戻しが入り、全体的に下げ渋り、値持ちの良い展開となった。ただ、買いが入っているというよりは売りが出ていないという状況であり、今晩の米国市場でエヌビディアの決算発表を受けて出尽くし感などが出てくると一気に38,000円を割り込んで売り急ぐことになりそうだ。
特に買い材料もなく、割高銘柄の修正安がありそうだし、割安銘柄も買い急ぐということでもなく、米国次第ではあるが冴えない展開で少なくとも上値の重い展開が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
38,000円台をしっかりと維持しているが、特に買われているということでもなく、方向感に乏しい。75日移動平均線まで買われるということでもなく、いったん25日移動平均線あたりまでの下落の可能性もありそうだ。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。