日経平均 | 38,288.62円 △178.40円 |
為替 | 1ドル=144.78円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億9,946万株 |
売買代金 | 3兆2309億03百万円 |
値上り銘柄数 | 1,326銘柄 |
値下り銘柄数 | 281銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 116.85% |
市況概況
円高一服で堅調
米国株はまちまちで方向感に乏しく、円高一服となったが夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物売られていたこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。それでも、円高一服となったことが好感されて買戻しなども見られ、値持ちの良い展開となった。38,000円を割り込むと買われるという状況から38,000円台維持しての保ち合いとなって前場の取引を終えた。
昼の時間帯は買い戻しなどが見られ、一段と円安傾向になったことで後場は前場の高値を抜けての始まりとなった。いったん戻りも一服となったのだが、売り急ぐ動きが見られないことから、買い戻しを急ぐ動きも見られじりじりと指数を押し上げる形で堅調となった。最後も売り手控えのなかで買戻しが入り最後の最後は手仕舞い売りもあり若干上げ幅を縮小して引けた。
小型銘柄も朝方は手仕舞い売りに押されるものも多かったが、売り一巡から再度買い直され総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は散発的にまとまった買いが見られて指数を押し上げる場面もあり、戻りを先導する場面もあった。
円高一服となったことで堅調となった。特に買い上がるということでもなかったのだが、売りが手控えられたという雰囲気だ。大型株も小型銘柄も売られすぎたものが買われているという面もあり、円高もここまでであれば、堅調な地合いが続くのだろう。再度円高になれば売り直されるものも多いと思う。
テクニカル分析
日経平均
引き続き38,000円がサポートラインとなっている。それでも上値は重く、75日移動平均線を抜けるような雰囲気でもなく、いったん25日移動平均線まで調整となるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。