日経平均 | 38,110.22円 ▼254.05円 |
為替 | 1ドル=143.91円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億8,600万株 |
売買代金 | 3兆3219億47百万円 |
値上り銘柄数 | 773銘柄 |
値下り銘柄数 | 831銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.57% |
市況概況
下げ渋り感はあるものの円高を嫌気して一時大幅安
週末の米国株は大幅高だったが、大きく円高に振れたことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物安く、週明けの日本市場は売り先行となった。
週末よりもさらに円高が進んだということもあり、寄り付きの売りが一巡となった後も手仕舞い売りを急ぐ動きなどから下値を試すように一時大きく売られた。それでもいったん底堅さが見られると38,000円を超えれば売られ、割り込むと買われるという状況で方向感に乏しい冴えない展開で前場の取引を終了した。
昼の時間帯は特に動きは見られなかった。後場は38,000円を下回って始まった後は38,000円を超えると売られ、割り込むと買われる状況が続き、冴えない展開となった。売り急ぐこともない代わりに買戻し一巡となったものの上値は重く、総じて軟調だった。結局何とか38,000円台は維持したものの軟調な円安メリット銘柄などを中心に冴えない展開となった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に値動きの軽いものが買われ、全体的に堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが、指数を大きく動かすことも方向付けるようなこともなかった。
円高を嫌気した割には下げ渋り感が強く、割高銘柄を売り急ぐようなこともなかった。円安効果で好調な決算となった銘柄も多いので、円高が是正されない限り戻れば売りという展開が続き、戻らないから売るというようなこともあるのではないかと思う。当面冴えない展開が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
38,000円のラインがサポートとなっている。25日移動平均線と75日移動平均線の間の動きであり、上がれば売られ、下がれば買われる状況が続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。