日経平均 | 38,364.27円 △153.26円 |
為替 | 1ドル=145.65円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億8,144万株 |
売買代金 | 3兆4008億53百万円 |
値上り銘柄数 | 949銘柄 |
値下り銘柄数 | 641銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.36% |
市況概況
週末の買戻しなども見られ堅調
米国株が軟調、ナスダック指数が大幅安で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も売られたのだが、朝方発表された全国CPI(消費者物価指数)が落ち着いていたことなどもあり、為替も円安気味ということで売られることなく堅調な始まりとなった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は買戻し一巡から値を消す銘柄も多く、日経平均は昨日の終値を下回り38,000円を意識するようなところまで売られる場面もあった。
昼の時間帯は先物の買い戻しなどが見られ、日銀総裁のコメントなども伝わると全体的に買戻しが入り後場は堅調な始まりとなった。値持ちの良さから買戻しが入るという展開で堅調な地合いが続いたものの上値も限られるという状況で指数に方向感は見られなかった。
目先の需給で右往左往している銘柄が多く、相場全体としては方向感が見えない。最後は買い戻しも入り上値を試す動きとなり、特に材料があったわけではないが高値圏での引けとなった。
小型銘柄も売り買いまちまちで特に方向感はなく、指数も小動きだった。グロース250指数やグロース株指数は小幅高だった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られたものの、方向付けるようなことも大きく指数を動かすこともなかった。基本的には上がれば売られ、下がれば買われるという持高調整の動きだったと思う。
特に手掛かりがあるということではないのだが、利上げ懸念も米国の景気鈍化懸念も薄れた一方で日本での利上げがないとか、米国の景気が良いということでもなく、売られはしないが買われもしないという状況なのだろう。月末を意識した動きになるのだろうが、まだまだ上がれば売られ、下がれば買われるということなのだと思う。割安銘柄や出遅れ銘柄などが注目される。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線までも届かないところで上値も重くなっており、まだ25日移動平均線の下落が続く中で下値を試す場面もあるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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