スタイリッシュで走行性も高いコンパクトカー、ヴィッツ。特に都市部での生活に便利な車で、生産が終了した今でも、中古車市場で高い人気を誇ります。コンパクトカーは、車検時、重量税や整備費が安くなるのもうれしいところ。ただし、ヴィッツはモデルやグレードによって重さの区分が違うので、重量税額も異なります。この記事では、ヴィッツの車検費用の目安や、その内訳を解説します。車検費用を安く抑えるポイントも紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!
ヴィッツの車検費用相場
車検費用 | 内訳 | ||
57,050円~71,550円※ | 基本料 | 13,000円~27,500円 | |
法定費用 | 自賠責保険料 | 17,650円(24か月) | |
重量税 | 24,600円 | ||
印紙代 | 1,800円 |
※車検基本料の相場は大手車検業者(マッハ車検、ホリデー車検、らくらく車検、コバック車検、車検の速太郎、アップル車検)の車検基本料金より算出
※別途整備料金がかかる場合があります
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ヴィッツの車検費用の内訳とは?
車検費用の内訳は、主に「基本料金(検査代行料)」「法定費用」「整備料金」の3つです。
法定費用は車種や重量によって一律に定められています。ヴィッツには、「1t未満」と「1tから1.5t」の車種があります。同じ車でも、オプションの有無によって重量に差が出ることもあるので注意してくださいね。
一方、基本料金と整備費用は、業者や車の状態によっても料金が異なります。車検費用を抑えたいときは、こちらの費用に注目しましょう。
ヴィッツの車検に必要な費用を、種類ごとにまとめました。
車検基本料金には、主に以下の項目が含まれます。
- 車検点検料
- 検査料
- 車検代行手数料
- 人件費
- 代車料 など
基本料金は、各業者が提供する点検・検査の内容やサービスの費用です。一般的に、軽自動車は比較的安く、大型車や高級車ほど高額になる傾向があります。ヴィッツはコンパクトカーなので、多くの場合、ほかの車種より基本料金が安く済みます。
とはいえ、サービスの種類や内容は企業によって異なります。日ごろからこまめなメンテナンスをしている車では、丁寧な点検や予備的な部品交換は不要、ということもあるでしょう。
愛車に必要なサービスをしっかり見極め、不要なオプションを省くことも、費用を抑えるためのポイントです。
自賠責保険は、車を登録した人が必ず加入する強制保険です。交通事故で他人を死傷させた場合の、賠償責任をカバーします。
ヴィッツは、主に「自家用車」として登録されます。加入期間には1か月から37か月の幅があります。期間が長いほど保険料が高額ですが、1月あたりの費用は安くなる仕組みです。
金額は地域によって異なりますが、東京では、1か月で5,740円、37か月で24,190円となります。
重量税は、車両の重量に基づいて課税されます。車両が重いほど、税額は高くなります。1tから1.5tのヴィッツの場合、重量税は、2年で24,600円です。
重量税額の違いについては、のちほど詳しく見ていきましょう。
印紙代は、車検証に貼付する収入印紙の費用です。これは車検証発行に対する手数料として、必要となります。
金額は車種や、新規か継続かによって異なります。また、指定工場以外で車検を受ける場合には、別途証紙代が加算されることがあります。
整備料金は、車検時、最も変動が大きくなる費用です。整備料金の主な内訳は、以下のとおりです。
- 車体の状態
- 車の年式
- 走行距離
- 整備を行う場所
長期間メンテナンスを怠っていたり、古くなったりした車は、整備費が高額になることもあるかもしれません。部品の交換等が必要な場合、特にハイブリット車は部品代が高額になる傾向にあります。
とはいえ、安全な走行のためには、きちんとした整備が不可欠です。
特に中古車の場合、購入時点で、すでに長距離を走行している車も珍しくありません。不安なときは、ディーラーに隅々まで見てもらいましょう。
一方で、定期的なメンテナンスを行っている車は比較的低コストで済みます。それほどメンテナンスが必要なく、費用を抑えたいというときは、簡易的な点検で安く車検をしてくれるガソリンスタンドや車検チェーンの利用がおすすめです。
費用や内容を確認し、車の状態にあった車検を選びましょう。
ヴィッツの年式・グレード別の車検費用相場
年式やグレードが違うと、ヴィッツの車検費用はどのくらい違うのでしょうか。ここでは年式やモデル・グレードごとに、ヴィッツの車検費用の違いや目安を見ていきましょう。
ヴィッツの年式別の車検費用相場
ヴィッツの年式別車検費用の目安は、以下のとおりです。
年式別ヴィッツ(1t~1.5t)の車検相場 | |||
車検費用相場 | |||
合計 | 車検基本料金 | 法定費用 | |
13年まで | 57,050円~71,550円 | 13,000円~27,500円 | 44,050円 |
13年超 | 66,650円~81,150円 | 13,000円~27,500円 | 53,650円 |
18年超 | 70,250円~84,750円 | 13,000円~27,500円 | 57,250円 |
※別途整備料金がかかります~
金額が大きく変わるのは、年式が古くなると重量税も高くなるためです。重量税は、新車の登録から13年・18年を超えたタイミングで上がります。
ヴィッツの年式別重量税は、以下のとおりです。
登録からの期間 | 重量税額 | |
~1t | 13年未満 | 16,400円 |
13年から18年 | 22,800円 | |
18年以上 | 25,200円 | |
1t~1.5t | 13年未満 | 24,600円 |
13年から18年 | 34,200円 | |
18年以上 | 37,800円 |
年式が古い車は、燃費が落ち、日常的な維持コストも高くなっていきます。主要なパーツ等は10年も使用すれば交換が必要ですから、整備費だけで10万円以上かかるケースも珍しくありません。また、整備費用等も増加します。
古い車の車検費用が気になるときは、買い替えもあわせて検討するとよいかもしれません。
ヴィッツのモデル・グレード別の車検費用相場
ヴィッツでは、モデル・グレードの重量によって、基本料金の相場や重量税額に違いがあります。車検費用のそれぞれの目安は、以下のとおりです。
車検費用相場 | 車検基本料金 |
法定費用 | |
~1t | 48,850円~62,250円 | 13,000円~26,400円 | 35,850円 |
1t~1.5t | 57,050円~71,550円 | 13,000円~27,500円 | 44,050円 |
なお、現在ヴィッツの新車販売は終了しています。中古車を購入した場合、ほとんどのケースで、エコカー減税は対象外です。
車検費用を安く抑える方法
車検費用は、定期的な出費です。車を保有している間は必ず支払うお金だからこそ、できれば安く済ませたいもの。
車検費用のうち、基本料金と整備料金に関しては、ポイントを押さえることで料金を安くすることができます。
ここでは、車検費用を安くするための2つのポイントをまとめました。
楽天Car車検などポータルサイトで複数の業者を比較する
車検費用を安く抑えるために、まず、楽天Car車検などポータルサイトで複数の業者を比較しましょう。最初に適正な価格を知ったうえで、サービスや特色の差を比べる必要があるからです。
一つひとつの業者から情報を集め、比較するのは大変な作業です。そんなとき、ポータルサイトなら、時間や手間を節約することができます。もちろん、並べ替えや条件別での検索も簡単!
見積もりの請求もネット上で行えるうえ、そのまま車検予約もできるのがよいところ。隙間時間を活用し、面倒な手続きもなく、あっという間に車検の準備が整います。
また、利用者の口コミやレビューが確認できるのもポイント。同じチェーンの車検店でも、店舗によって評判や特徴が違います。「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、企業の口コミもしっかりチェックしておきましょう。
車検チェーン・ガソリンスタンド車検を利用する
車検には、大きくディーラー・車検チェーン・ガソリンスタンドの3つの種類があります。それぞれ特徴が違い、メリットとデメリットがありますが、「とにかく安く!」というときは車検チェーンやガソリンスタンドがおすすめ。
車検チェーンやガソリンスタンド車検は一般的に仕上がりまでの時間も短く、日帰りでの車検が可能な場合もあります。また、全国に展開しているチェーン店なら、思い立った時にすぐ車検を受けられる手軽さもメリットです。そのぶん、点検や検査が簡易的で、部品も純正品でない場合があるのがデメリット。
一方ディーラー車検では、メーカーの専門家による高品質な車検が受けられます。純正部品にこだわりたい場合にも、ディーラーに見てもらうとよいでしょう。ディーラー車検では部品が悪くなる前に、予備的な交換を行ってくれます。
価格は比較的高めですが、特に丁寧に見てほしい車では、ディーラー車検を検討するとよいでしょう。
ヴィッツの車検料金の目安を、ディーラー車検と車検チェーン・ガソリンスタンド車検で比較すると、以下のようになります。
車検の種類 | 車検料金相場 |
ディーラー車検 | 70,000円~130,000円 |
車検チェーン | 40,000円~70,000円 |
ガソリンスタンド車検 | 50,000円~60,000円 |
車の状態や予算に合わせて、最適な車検を探してくださいね。
ヴィッツの車検費用が高いと感じたら、買い替えも検討してみては
「ヴィッツの車検費用って、思ったより高いな」と感じたら、買い替えのタイミングかもしれません。
重量税は、13年・18年のタイミングで増額となります。また、整備費もかさんでいきます。
新しい車両に買い替えると、メンテナンスや車検の費用を抑えられるだけでなく、燃費性能の向上や最新の安全機能を享受できることもメリットです。
買い替えを検討する際は、MOTA車買取の利用がおすすめです。MOTA車買取では、複数の業者の買い取り価格を、簡単に一括比較できます。査定価格に納得できなければ、売らなくてもOKです。
ネットで手軽に愛車の価格をチェックできるMOTA車買取を、ぜひ活用してくださいね!
ヴィッツの車検費用相場のまとめ
ヴィッツの車検費用では「基本料金」「法定費用」「整備料金」の3つが大きな要素でした。こうした金額は、車のナンバー、グレード、年式、そして選択する業者によって大きく変わります。
さらに法定費用のうち、重量税は13年・18年を境に増加します。また、多くの場合、ヴィッツはエコカー減税も対象外です。
費用を抑えて車検を受けるには、楽天Car車検などのポータルサイトが便利。複数の業者から見積もりを取得することで、適正価格を知ることができます。
車検チェーンやガソリンスタンドでの車検は費用が安いことがメリットで、ディーラー車検は丁寧な点検・整備が特徴です。
また、車検費用が高額になりそうなときは、思い切って買い替えも検討してみましょう。MOTA車買取なら、隙間時間で、希望にあった車を探せます。
車検は法律で定められた重要な検査。安全性と車の長期的な維持のために必要なメンテナンスのひとつです。
複数の業者から見積もりを取り、じっくり比較検討することで、満足のいく車検を見つけてくださいね。