日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,925.63円 △1,055.37円
為替 1ドル=144.73円
売買高(東証プライム、以下同) 22億3,651万株
売買代金 5兆2377億67百万円
値上り銘柄数 1,580銘柄
値下り銘柄数 57銘柄
騰落レシオ(25日) 113.47%

市況概況

円安気味となったことや配当取りなども見られて大幅高

米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も指数先行で買いが続き、買いが買いを呼ぶような展開で日経平均は大きな上昇となった。積極的に買い上がる材料があったということでもないのだが、月末・期末の持高調整で指数が押し上げられた。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場は若干前場の終値を下回っての始まりとなった。為替も円安気味ではあったものの動きは見られず、特に買い上がる条件が揃っていたということでもないのだが、値持ちが良いから買われ、配当取りの動きで買われるから値持ちが良いという展開で最後まで買い気は続き大幅高、高値引けとなった。

小型銘柄も買戻しも交えて堅調なものが多かったが、主力銘柄ほどの上昇とならずグロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値が限定的だった。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げ、下がれば買いということで指数を下支えながら押し上げる展開となった。

円安となったこともあり、大きな上昇となった。手仕舞い売りに押されるかと思ったのだが、節目を抜けたこともあり、買戻しを急ぐ動きもあった。月末・期末の持高調整の買いも見られたようであり、配当取りの動きも多かったのだと思う。明日は配当落ちとなるが円安が進めばまだ買いも入るのだろう。月末の持高調整の売りや日経平均の銘柄入れ替えの影響、配当取り後の手仕舞い売りに押されることになると思う。

テクニカル分析

日経平均

75日移動平均線を抜けて上値を試す動きとなった。ただ、75日移動平均線を超えたから買うということでもなく、月初の高値を意識してくると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。