日経平均 | 39,829.56円 △903.93円 |
為替 | 1ドル=146.21円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 24億0,456万株 |
売買代金 | 5兆6354億63百万円 |
値上り銘柄数 | 659銘柄 |
値下り銘柄数 | 954銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 115.43% |
市況概況
自民党総裁選の結果や円安を好感して大幅高
米国株が堅調で円安となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
ただ、寄り付きからの買いが一巡となったあとも値持ちが良く、いったん上値を試す動きとなったが、自民党総裁選などにらみ手仕舞い売りに押されて指数に影響の大きな銘柄が大きく上昇したが上昇銘柄が少なく、上げ幅を縮小TOPIXはマイナスで前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も冴えない始まりとなったが、自民党総裁選で積極財政派と見られる高市氏が優勢と伝えられると買戻しを急ぐ動きや経済政策期待から買われ上値を試す展開となり大幅高となった。
最後は買い戻しを急ぐ動きなどもあり高値引けとなった。取引時間中に最終結果がわからなかったが、高市氏が第一回の投票で1位となったことで積極財政も考慮せざるを得ないという認識で株式市場に取って、日本経済にとってはプラスということになった。
小型銘柄は朝方から買い先行となり、堅調なものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった買いが散発的に見られ、上がるから買うという様相もあり指数を大きく押し上げる要因となった。
円安や自民党総裁選の影響から大きく買われ、配当落ちを埋めて大幅高となった。先物主導で大きく買われたようにも見られるが、このあとの自民党総裁が実際にどちらになるかということで相場も変わってくるだろう。
高市氏であれば、さらに買われる可能性もあるが、石破氏であれば、一気に売られそうだ。ただ、高市氏になったとしても買戻し一巡後はいったんは目先的な過熱感もあり売られる場面も出てくると思う。指数に影響の大きな銘柄などに空売りが積み上がればここからさらに踏み上げ相場も期待される。
テクニカル分析
日経平均
39,000円の節目を大きく抜けたが移動平均線からの乖離も大きく、いったんは調整となると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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