日経平均 | 38,651.97円 △732.42円 |
為替 | 1ドル=144.22円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億2,024万株 |
売買代金 | 4兆1843億20百万円 |
値上り銘柄数 | 1,273銘柄 |
値下り銘柄数 | 331銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 108.51% |
市況概況
前日の反動から大幅高
昨日の大幅下落の反動や円安を好感して夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
取引時間中も円安傾向にあったことから、昨日売られたものから買戻しを急ぐ動きとなり、また、月初の買いなども見られて上値の節目と見られる38,500円を試す動きとなり、38,600円台まで上昇、その後は上値の重い展開となって上げ幅縮小して前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きはみられず、後場も38,500円水準で始まり、値持ちの良さから買戻しなども見られ堅調な地合いが続いた。
その後はさらに上値を試す動きとなり、前場の高値を抜ける場面もあった。ただ、積極的に買い上がるというよりは下がらないから買い戻されるというような雰囲気で値持ちは良いが上値は重いという感じだった。それでも最後まで値持ちは良く、本日の高値圏での引けとなった。
小型銘柄も買い戻しや買い直しの動きが目立ち、総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は散発的にまとまった売り買いも見られたが、若干指数を動かす場面もあったがしっかりと方向づけるようなこともなく、上がれば売られ、下がれば買われるという状況なのだと思う。
昨日の大幅下落の反動から急反発となったが、下落の割には上値が重いという印象だ。正式に石破総裁が決定され、衆議院解散からの総選挙も確実となったが、先行きが見通せないことや石破総裁の政策が期待できないということもあり、戻れば売りと言う状況が続き、ちょっとした悪材料が見られれば一気に売られるのではないかと思う。いずれにしても調整局面が続くので割安銘柄などをしっかりと拾う方向で良いのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
遅行スパンがローソク足にサポートされ、日々線も75日移動平均線を抜けてきた。ここで75日移動平均線のサポートを確認するように値持ちの良い展開が続くのかどうかが注目される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。