日経平均 | 39,180.30円 ▼730.25円 |
為替 | 1ドル=149.31円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億5,226万株 |
売買代金 | 3兆9155億77百万円 |
値上り銘柄数 | 354銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,247銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.79% |
市況概況
米半導体株安を受けて今度は大幅下落
米国市場で半導体株が大きく売られたこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく下落となった。これを受けて本日の日本市場も半導体関連銘柄が売り気配から始まるなど売り先行で始まり、昨日の上昇以上の下落、大幅安となった。寄りつきの売りが一巡となったあと、いったん戻りかけたのだが戻りが鈍いとなると売り直すという状況で大きな下落となった。
昼の時間帯は若干買戻しなども見られて値持ちが良く、後場も下げ幅縮小となる場面も見られた。ただ、特に買い上がる材料があるわけでもなく、為替も落ち着いた動きということで指数自体に方向感は見られず冴えないながらも下げ渋り方向感に乏しい展開となった。
引けを意識する時間帯には手仕舞い売りを急ぐ動きも見られ、買戻し一巡となったものが売られた。最後は買戻しなども見られ、大幅安ながらも下げ渋り後場は方向感に乏しい展開だった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった買いはほとんど見られず、散発的に見られるまとまった売りに押される場面が多かった。断続的な動きはなくしっかりと方向づけるようなことでもなかったのだが、戻れば売りという意識も強いのではないかと思う。
先週末から昨日までの上昇を一気に打ち消すような展開となった。40,000円を付けたことで達成感からの手仕舞い売りもあったものと思われるが、実際に決算発表でしっかりとした業績が示されるまでは米国の決算動向などに振らされながら右往左往することになるのだろう。地政学リスクなどが取りざたされるとさらに大きく売られる場面も出てきそうだ。
テクニカル分析
日経平均
下値を試す動きとなった。39,000円水準で下げ渋りとなった形だが、75日移動平均線までの調整が見られるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。