タフなボディが特徴的なスズキの軽自動車、ジムニー。パワフルな走りで、オフロード走行にも最適です。普通自動車のジムニーシエラと並んで、高い人気を集めています。軽自動車は、維持費が安いことも特徴のひとつ。車検時には、重量税はもちろん、自賠責保険料も若干安く設定されています。普通乗用車と比べると、整備費なども少なく済む傾向です。今回は、ジムニーの車検費用の目安や内訳、費用を安く抑えるポイントをまとめました。「思ったより車検の費用が高いな…」と思ったときにおすすめの買い替え方法も、あわせて紹介します!
ジムニーの車検費用相場
車検費用 | 内訳 | ||
38,940円~50,690円※ | 基本料 | 13,000円~24,750円 | |
法定費用 | 自賠責保険料 | 17,540円(24か月) | |
重量税 | 6,600円 | ||
印紙代 | 1,800円 |
※車検基本料の相場は大手車検業者(マッハ車検、ホリデー車検、らくらく車検、コバック車検、車検の速太郎、アップル車検)の車検基本料金より算出
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ジムニーの年式・グレード別の車検費用相場
年式やグレードが違うと、ジムニーの車検費用がどのくらい変わるのでしょうか。まずは年式やグレードごとに、ジムニーの車検費用の違いや目安を見ていきましょう。
ジムニーの年式別の車検費用相場
年式別車検費用の目安は、以下のとおりです。
車検費用相場 | |||
合計 | 車検基本料金 | 法定費用 | |
13年まで | 38,940円~50,690円 | 13,000円~24,750円 | 25,940円 |
13年超 | 40,540円~27,540円 | 13,000円~24,750円 | 27,540円 |
18年超 | 41,140円~52,890円 | 13,000円~24,750円 | 28,140円 |
※別途整備料金がかかります
新車の登録から13年・18年を超えた車は、重量税が上がります。車は長く乗るほど劣化し、事故の危険が高まると考えられるからです。ただし、ジムニーは軽自動車なので、重量税は普通自動車の半分以下になります。
軽自動車の年式別重量税は、以下のとおりです。
登録からの期間 | 重量税額 |
13年未満 | 6,600円 |
13年から18年 | 8,200円 |
18年以上 | 8,800円 |
軽自動車も、年式が古くなれば整備費用等が増加します。主要なパーツ等は10年も使用すれば交換が必要です。さらに年式が古い車は、燃費が落ち、日常的な維持コストも高くなっていきます。
古い車の車検費用が気になるときは、買い替えもあわせて検討するとよさそうですね。
ジムニーのモデル・グレード別の車検費用相場
現行のジムニーシエラは、どのグレード・モデルも重量税が同じです。また、エコカー減税も対象外ですので、基本的にはグレード・モデルによる車検費用の違いはありません。
ジムニーの車検費用の内訳とは?
車検費用の内訳は、主に「基本料金(検査代行料)」「自賠責保険料」「法定費用」「印紙代」「整備料金」の5つです。
法定費用は車種やグレードによって一律に定められています。軽自動車であるジムニーは、いずれの費用も比較的安く設定されています。
ただし、基本料金と整備費用は、業者や車の状態によっても異なる料金です。普段からメンテナンスをしていない車では、料金が予想外に高額になってしまうことも!
まずは、ジムニーの車検に必要な費用の内訳を見ていきましょう。
車検基本料金
車検基本料金の主な内訳は、以下の5つです。
- 車検点検料
- 検査料
- 車検代行手数料
- 人件費
- 代車料 など~
基本料金は、各業者が提供する点検・検査の内容やサービスの費用です。一般的に、軽自動車は比較的安く、大型車や高級車ほど高額になります。したがって、ジムニーはほかの車種に比べると基本料金が安く済みます。
また、基本料金は、サービスの種類や内容、業者によっても大きく変わります。費用だけでなく、内容をじっくり確認して、愛車に必要な車検を選んでくださいね。
法定費用:自賠責保険料
自賠責保険は、交通事故で他人を死傷させた場合の、賠償責任をカバーする保険です。車を登録した人は必ず加入する、強制保険になっています。
自賠責保険は、車の区分によって異なります。たとえば商用車両は事故リスクが高いと見なされるため、自家用車よりも保険料が高い設定です。
軽自動車のジムニーは、自賠責保険料が自家用乗用自動車よりも、少しだけ安くなっています。保険期間は、1か月から37か月の範囲です。
金額は地域によって異なりますが、本土では、1か月で5,740円、37か月で24,010円です。
法定費用:重量税
重量税は、車両の重量に基づいて課税されます。車両が重いほど、税額は高くなる仕組みです。ジムニーの重量税額は、2年間で、6,600円です。エコカー減税の適用はありません。
法定費用:印紙代
印紙代とは、車検証に貼付する収入印紙の費用を指します。これは車検証発行に対する手数料です。
印紙代は車種や、新規か継続かによって異なります。また、指定工場以外で車検を受ける場合には、別途証紙代が加算されることがあります。
整備料金
車検時、最も変動が大きくなるのは整備料金用です。整備費の主な内訳は、以下のとおりです。
- 車体の状態
- 車の年式
- 走行距離
- 整備を行う場所~
そのほか、パーツ交換や任意のオプション等を希望する場合は、その費用も含まれます。
定期的なメンテナンスを行っている場合、車検時の整備費も比較的低コストで済みます。一方で、整備不良や長期間メンテナンスを怠った車は高額になることもあるかもしれません。定期的にメンテナンスをし、日ごろからお手入れしておくことが、車検費用を抑えるためのポイントです。
また、年式が古かったり、走行距離が長かったりすると、整備費が高くなります。特に心配な箇所があるときには、メーカーのディーラーに任せるのが安心です。ディーラー車検は費用が高めですが、予備的な部品交換を含め、丁寧に整備してくれます。
一方で、それほどメンテナンスが必要なく、費用を抑えたいというときは、ガソリンスタンドや車検チェーンの利用がおすすめです。
費用と内容を確認し、車の状態にあった車検を選びましょう。
車検費用を安く抑える方法
車検は2年または3年に1回、必ず受けなくてはならない検査です。車を保有している間は定期的に必要になる出費だからこそ、できれば安く済ませたいですよね。車検業者を選ぶときは、2つのポイントを押さえると、ぐっとお得に車検が受けられるかもしれません!
次は、車検費用を安くするための2つのポイントを見ていきましょう。
楽天Car車検などポータルサイトで複数の業者を比較する
お得な車検業者を見つけるには、たくさんの業者から見積もりを取って、料金を比較しなくてはいけません。そんなときは、楽天Car車検などポータルサイトが便利!
ポータルサイトでは、費用やサービスごとに、簡単に業者を比較できます。気になった業者は、まとめて一括見積もりの請求も可能です。
また、口コミやレビューが簡単にチェックできるのも、ポータルサイトのよいところですよね!
「安かったけど、サービスが思っていたのと違った…」ということのないよう、利用者の評判やレビューもしっかり確認しておきましょう。
ネットで自分にあった業者を探し、見積もり請求や予約まで行えるポータルサイトの活用は、隙間時間を上手に使いたい人にもおすすめ。複数の企業を簡単に比較できるポータルサイトで、自分にあった検業者を探してくださいね。
車検チェーン・ガソリンスタンド車検を利用する
車検を受けるとき、チェーン店やガソリンスタンドのサービスを利用する人も多いですよね。これらの業者は、なんといっても費用が安く済むことが最大のメリット!全国どこでもサービスが受けられる手軽さも人気の秘密です。
また、チェーン店やガソリンスタンドでの車検は仕上がりまでが早く、その日のうちに車を受け取るサービスもあります。手軽に、空いた時間でパパっと車検を済ませたい人にも便利ですよね。
そのぶん、ディーラーでの車検に比べると、点検が簡略化されたり、部品交換に純正でない商品を使用したりすることがあるのがデメリットです。ディーラー車検は価格面では比較的高めですが、メーカーの専門家による高品質な車検が受けられます。純正部品にこだわりたい場合にも、ディーラーに見てもらうのがよいですよ。
ジムニーの車検料金の目安を、ディーラー車検と車検チェーン・ガソリンスタンド車検で比較すると、以下のようになります。
車検の種類 | 車検料金相場 |
ディーラー車検 | 50,000円~120,000円 |
車検チェーン | 40,000円~60,000円 |
ガソリンスタンド車検 | 30,000円~60,000円 |
車の状態が不安なときは、車検の機会にメーカーのディーラー見てもらうとよいでしょう。
普段からこまめにメンテナンスしている車では、最も費用が安い車検チェーンやガソリンスタンド車検がおすすめです。車の状態や予算に合わせて、最適な車検を探してくださいね。
ジムニーの車検費用が高いと感じたら、買い替えも検討してみては
「ジムニーの車検費用って、思ったより高いな」と感じたら、買い替えのタイミングかもしれません。
重量税は、13年・18年のタイミングで増額となります。また、整備費もかさんでいきます。
新しい車両に買い替えると、メンテナンスや車検の費用を抑えられるだけでなく、燃費性能の向上や最新の安全機能を享受できることもメリットです。
買い替えを検討する際は、MOTA車買取の利用がおすすめです。MOTA車買取では、複数の業者の買い取り価格を、簡単に一括比較できます。査定価格に納得できなければ、売らなくてもOKです。
ネットで手軽に愛車の価格をチェックできるMOTA車買取を、ぜひ活用してくださいね!
ジムニーの車検費用相場のまとめ
ジムニーの車検費用では「基本料金」「法定費用」「整備料金」の3つが大きな要素でした。こうした金額は、車の重量や年式、選択する業者によって大きく変わります。基本的には、軽自動車の車検料金は比較的安価で済むことが多い傾向です。
さらに法定費用のうち、重量税は13年・18年を境に増加します。年式の古い車は整備費もかさむ傾向にあるので、車検費用が高額に感じたら、買い替えも視野に入れると良さそうです。MOTA車買取なら、隙間時間で、希望にあった車を探せます。
費用を抑えて車検を受けるには、楽天Car車検などのポータルサイトが便利!複数の業者から見積もりを取得することで、適正価格を知ることができます。
業者別では、車検チェーンやガソリンスタンドでの車検は費用が安いことがメリットです。ディーラー車検は丁寧な点検・整備が受けられます。
じっくり検討して、満足のいく車検を見つけてくださいね。