日経平均 | 39,480.67円 △1,005.77円 |
為替 | 1ドル=154.11円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 26億5,381万株 |
売買代金 | 5兆6352億30百万円 |
値上り銘柄数 | 1,100銘柄 |
値下り銘柄数 | 486銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 94.01% |
市況概況
米国株高や大統領選挙に反応して大幅高
米国株が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物高かったことから本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しも交えて堅調な地合いが続き、米大統領選挙でトランプ氏が優勢と伝えられるとさらに「トランプラリー」を期待して買いが入りさらに上値を試す動きとなった。買戻しを急ぐ動きなども見られ節目と見られる39,000円を超えて高値で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も先物の上昇が続き、後場は前場の終値よりも大きく上昇して始まった。その後も買戻しを急ぐ動きで上値を試す展開となったが、買戻し一巡となったことや米大統領選挙の結果も織り込んだことで上値も重くなり、上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りに押されるものも見られた。
最後は買戻しを急ぐ動きなども見られて買い直され、大幅高で取引を終えた。ただ、値上がり銘柄数は前場より減少し、値下がり銘柄は増加して引けた。
小型銘柄は堅調ながらも上値も限られ、手仕舞い売りに押されるものも見られた。グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上げ幅は限定的だった。先物はまとまった買いが散発的に見られたが、いったん上昇が止まると手仕舞い売りも出るということで指数を大きく動かす場面も見られた。
昨日に続き大きな上昇となったが、トランプ氏が圧勝しそうだということで買われたが、すぐに直接的に日本市場に影響があるということでもないだろう。米国第一ということでも日本企業が排斥されないのであれば、良いのだが、いろいろなところで影響が出てくるのだろう。
前回のようにトランプ氏が買って株が果たして買われるのかどうかということも定かではなく、少しうかれ過ぎずに慎重に見ていれば良いのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線を抜けて上値を試す動きとなったが、まずは39,000円台を維持できるのかどうかということだ。再度25日移動平均線や基準線を割り込むようであれば、一気に38,000円前後まで調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。