日経平均 | 38,474.90円 △421.23円 |
為替 | 1ドル=152.37円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億5,688万株 |
売買代金 | 4兆0484億78百万円 |
値上り銘柄数 | 984銘柄 |
値下り銘柄数 | 621銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 85.09% |
市況概況
連休前の急落の反動で大幅高
日本市場が休場中の米国株が堅調となったことや連休前の急落の反動から買い先行となった。それでも夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物よりもかなり安い水準で寄り付き、寄り付きの買いが一巡となった後も下値を試すよな場面も見られた。
それでも月初の買いや買戻しなども見られて、節目と見られる38,200円を下回ったところから切り返してさらに上値を試す展開となった。インデックス買いのようなものも見られ、好決算銘柄や先週大きく下落した銘柄が反発して大幅高水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も堅調な展開が続き後場も前場の終値を上まわって始まり、値持ちの良い展開となった。一時前場の高値を抜ける場面もあったのだが、特に方向感が見られたということでもなく、指数は小動きだった。本日から取引時間も延長されたが、全く動きは見られず、指数は狭い範囲での保ち合いが続いた。最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、後場の安値圏での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く、総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られたものの午後になると全く方向感はなく、売買高も少なかった。上がれば売り、下がれば買いという状況ではあるが、特に売り買いを急ぐこともなく、閑散とした雰囲気だった。
日経平均は大幅高とはなったものの全く盛り上がりのない相場展開となった。積極的に買い上がるというよりは手仕舞い売り一巡となったところで買戻しが入り指数を押し上げているだけでなので、方向感が見られなかった。米大統領選挙やFOMC(公開市場委員会)などのイベントを控えて、まだまだ上がれば売られ、下がれば買われるという保ち合いが続くと思われる。
テクニカル分析
日経平均
先週末の値動きの範囲で小動きとなっている。25日移動平均線や基準線に上値を押さえられ、75日移動平均線や雲にサポートされる展開が続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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