この記事は2024年11月12日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=琢也 栂/stock.adobe.com)

2024年11月12日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

米大統領選でトランプ氏の圧勝となった。

ここからは次期トランプ政権の動きがマーケットにビビッドに反映されることになるだろう。ただ、事前にトランプ政権の行く先を予想して動いてしまうと、実際発表されたことが違った場合、思わぬ損失を被ることもある。よってここはあまり決めつけず、発表されてから相場の流れについて行く形が良さそうだ。

米国株やビットコインを見ていると、アニマルスピリッツ爆発といった様相。割高だが勢いに任せて動いているので、飛びつきたくなる気持ちはわかる。しかしながら目先は堅調だろうが、その先が心配だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の動きに関しては、金利上昇を考えるとドル高・円安なのだろう。

しかしライトハイザー氏が政権に入ることもあり(財務大臣ではなくUSTRなので影響はないという見方も出来るが)いつドル安を嗜好する発言が出てくるかわからない。そのため、マーケットの関心は円絡みというよりは、ユーロ/米ドルや人民元などにシフトしていくのではないだろうか。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。