日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,513.02円 △304.99円
為替 1ドル=150.48円
売買高(東証プライム、以下同) 18億0,510万株
売買代金 3兆9896億36百万円
値上り銘柄数 1,066銘柄
値下り銘柄数 513銘柄
騰落レシオ(25日) 114.96%

市況概況

利上げ懸念が高まり一時売られるも買戻しも入り堅調

週末の米国株は堅調だったが、夜間取引の日経平均先物が売られていたことなどもあり、本日の日本市場は冴えない始まりとなった。それでも月初の買いなども見られ、寄り付きの売り買いが一巡となった後は買戻しも入り堅調となった。ただ、節目と見られる38,500円を超えると手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、冴えない展開で前場の取引を終えた。

昼の時間帯には若干先物の買いなども見られたが、特に大きく動くでもなく、後場も冴えない始まりとなった。月初の買いや年金の予定利回り引き上げを好感する買いなども見られて後場もいったん38,500円を超えるところまで買われた。その後も38,500円が上値となり、上値の重さが見られると手仕舞い売りに押される場面もあったが、最後は月初の買いや手仕舞いの買戻しも入り、38,500円を超えて高値圏での引けとなった。

小型銘柄も幕間つなぎ的に買われるものや月初の買いも見られて総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、方向感を持って買い上がる、売りたたく、ようなこともなく、依然として上がれば売られ、下がれば買われるという状況だった。

為替もいったん円高に振れたものの円安基調は変わらず、利上げ懸念が高まったものの月初の買いなども見られて堅調となった。銀行株や輸出株など割安感が強い銘柄を改めて買い直す動きなども見られて底堅さは感じられるのだが、上値を積極的に買い上がるだけの材料には乏しいという状況だ。まだまだ指数の上値は重いのだろうが、割安銘柄などの買い直しは期待できるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

75日移動平均線にサポートされた形となっている。まだ保ち合いの中での動きということでこの保ち合いを放れるといったん大きく動くのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。