日経平均 | 38,349.06円 △214.09円 |
為替 | 1ドル=151.61円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億5,502万株 |
売買代金 | 3兆5657億31百万円 |
値上り銘柄数 | 1,184銘柄 |
値下り銘柄数 | 405銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.55% |
市況概況
売り先行も東京エレクトロンが指数を押し上げ堅調
米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく下値を試す場面も見られ、本日の日本市場は売り先行となった。
節目と見られる38,000円を割り込んで始まり、いったん37,800円の節目を試す動きとなったが、買戻しなども見られて下げ渋りとなった。その後米国の中国に対する半導体の追加規制が緩やかなものになると伝わり、半導体などを中心に指数を押し上げる動きで堅調となった。
昼の時間帯も若干買戻しなどが見られ、後場に入るとさらに上値を試す動きとなった。特に買い上がる材料があったということでもないのだが、米国で感謝祭の休日となることもあり、買戻しを急ぐ動きも見られ総じて堅調だった。
まだまだ戻りも鈍く、下値模索という状況ではあるが、いったん38,000円をしっかりとした回ったことで買戻しなども見られたと思う。最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小、堅調ながらも上値の重さが確認された。
小型銘柄は上がったものが売られ、売られたものが上がる展開でまちまちだった。グロース250指数やグロース株指数は小幅高だった。先物はまとまった売り買いが見られ指数を押し上げる場面も見られた。買戻しなのだろうが、まとまった買いが入り指数を押し上げ指数が押し上げられるからまとまった買いが入るというような場面も見られた。
38,000円を大きく下回ったところから、一気に切り返しとなった。基本的には米国の休日前の手仕舞いということで買戻しが入ったのだろう。ここからは実際に買われすぎ銘柄の押し目を探るというよりは売られすぎた銘柄の底値を探るということになりそうだ。
指数は引き続き下値模索が続くのだろう。米国市場は今晩は休場、明日は短縮取引ということで材料不足も否めず、上がれば売り、下がれば買いという状況が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線を割り込んで切り返した形だ。25日移動平均線や基準線まで到達せず、依然として25日移動平均線と75日移動平均線の間での動きが続いており、これをどちに放れるかということなのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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