日経平均 | 38,442.00円 ▼338.14円 |
為替 | 1ドル=153.79円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億2,261万株 |
売買代金 | 4兆3369億01百万円 |
値上り銘柄数 | 703銘柄 |
値下り銘柄数 | 896銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 94.07% |
市況概況
米国株高も半導体株が売られ一時大幅安
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も高かったのだが、米国の関税問題や原油安、円高気味ということもあり、手仕舞い売りに押される展開となった。
寄り付きの売りが一巡となった後も昨日の上昇を打ち消すように指数に影響の大きな銘柄を中心に売られ、一時38,000円の節目を意識する展開となった。さすがにその後は買戻しなども見られて下げ渋りはしたものの大幅安水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯はいったん買戻しなどで買われる場面も見られ、後場は底堅さが見られる始まりとなった。節目の一つである38,200円を割り込むと下げ渋るという状況だったが、特に買い上がるということでもなく冴えない展開が続き、指数に方向感は見られなかった。引け際には買戻しも入り戻りかける場面もあったが、戻り切らず、最後は買戻しなども入り後場の高値引けとなった。
小型銘柄は意外に下げ渋り感は見られたが、特に買われる銘柄なども見られず、総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが方向感を持ってのまとまった売り買いは見られなかった。まとまった売りに反応して大きく下落する場面は散見されたが、逆にまとまった買いが入っても上値は重いという状況だった。
38,000円水準では下げ渋り感は出たが、改めて上値の重さが確認された形だ。25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲も収れんしており、どちらかに放れると言うことなのだろう。ただ、積極的な売り買いを促すような材料もイベントもなく、まだまだ38,000円台を中心とした保ち合いが継続で、上がれば売られ、下がれば買われると言うことなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
引き続き25日移動平均線や基準線に上値を押さえられ、75日移動平均線にサポートされて雲の中での動きとなっている。そろそろどちらかに放れても良いと思うが、抜けた方に大きく動くことになるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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