外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年1月7日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼6日(月)の為替相場
(1):米紙の関税に関する報道でドル円急落
(2):ドイツCPIは堅調な結果に
(3):トランプ氏が関税報道を否定、ドル高に

▼6日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:次は158円を目指せるか/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

6日(月)の為替相場

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期間:6日(月)午前7時10分~7日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米紙の関税に関する報道でドル円急落

米紙ワシントン・ポストは米次期政権下における輸入品への関税を巡り、すべての国に課すものの対象は重要品に絞る計画をトランプ氏の側近が検討していると報じた。課税範囲が限定されるなら、インフレ圧力は高まりにくいとの見方から米長期金利が低下に転じるとドル/円は156.20円台まで急落した。一方、トランプ関税が警戒したほど厳しいものにはならないとの思惑で欧州株が上げ幅を拡大する中、クロス円は一時上昇したが、ドル円の急落につれて反落するなど不安定な値動きとなった。

(2):ドイツCPIは堅調な結果に

独12月消費者物価指数(CPI)・速報値は前年比+2.6%と市場予想(+2.4%)を上回り前月(+2.2%)から伸びが加速した。欧州連合(EU)基準のCPIも前年比+2.9%に加速した(予想+2.6%、前月+2.4%)。

(2):トランプ氏が関税報道を否定、ドル高に

米国のトランプ次期大統領は「ワシントン・ポストの記事」は、存在しない匿名の関係者を引用し、私の関税政策が縮小されると誤って報じている。それは間違いだ」とSNSに投稿。これを受けて再び米長期金利が上昇し、ドルを買い戻す動きが強まった。

6日(月)の株・債券・商品市場

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